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「折りたたみスマホ」から「折りたたみ『AI』スマホへ進化した新「Galaxy Z」2機種を速攻チェック!

マイナビニュース / 2024年7月11日 16時4分

「Z Fold6」は、Foldシリーズ史上最薄となり、閉じたスマートフォンモードでの画面(カバーディスプレイ)は、従来の6.2型から6.3型へとわずかながら大型化。折りたたんだサイズは、「Z Fold5」のH154.9×W67.1×D13.4mmから、H153.5×W68.1×D12.1mmになり、高さはやや短く、幅はやや太く、厚みはやや薄くなっています。全体的に持ちやすくなりました。

開いた状態のタブレットモードだと、画面サイズは7.6型で変わらず。本体サイズがやや小さくなった割に画面サイズが変わらないのは、ベゼルが狭くなったからのようです。また、丸みを帯びていた四隅がより四角くなりました。さらに重量は253gから239gへと軽量化も果たしています。このあたりのデザインはさらに洗練された印象です。

ディスプレイは従来よりも堅牢性が向上。Samsungは2008年に折りたたみディスプレイの研究を開始し、10年以上の研究の末に2019年に初代Galaxy Foldを発表しています。それから毎年新機種でディスプレイに新技術を投入してきましたが、今年の「Z Fold6」では複数のレイヤーからなる折りたたみディスプレイの一部の層を取り除いて薄型化に成功。これは、保護層のProtective Layerが強化されたことで実現したそうです。

カメラ強化で死角がなくなった「Galaxy Z Flip6」

「Galaxy Z Flip6」も、同様にGalaxy AIを搭載しています。ハードウェア的には、画面サイズは折りたたみ時3.4型、開いたときに6.7型と従来通り。本体サイズもH165.1×W71.9×D6.9mm(開いたとき)、H85.1×W71.9×D14.9mm(折りたたんだとき)で、折りたたんだときの厚みだけ15.1から14.9mmにわずかに薄くなったのみで、大きな違いはありません。重さも同じ187gです。ベイパーチャンバーを搭載して放熱性能が向上。バッテリーも従来の3,700mAhから4,000mAhに大容量化しました。

「Z Flip」のカメラはこれまで12メガピクセル(メイン)と12メガピクセル(超広角)という構成だったのが、「Z Flip6」は50メガピクセル(メイン)と12メガピクセル(超広角)という構成になり、「Z Fold6」と同じスペックとなりました。これまで、カメラ性能がハイエンドモデルに対して劣っていた「Z Flip」シリーズですが、画像処理のPro Visual Engineも搭載し、ハイエンドモデルに追いついた形です。

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