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NEC、顔認証で勤務管理システムと連携した「デジタル社員証」を社員向けに本格始動

マイナビニュース / 2024年7月11日 17時37分

具体的には「顔写真登録でデジタルIDとミライロIDを連携」「サポート内容を登録してサポーターと連携する」「顔認証決済による障がい者割引」という3点の実演が行われた。

NECはこのような取り組みを通じて、国籍・年齢・性別・障がいの有無に関わらず、誰もが働きがいを感じられる環境を整えていきたい構えとしている。
経営層から一般社員まで同じデータに触れる

また、NECは今回の説明会で「経営層から社員まで同じデータを活用し、経営とマネジメントを高度化」「あらゆる業務にAIを浸透させ、生産性の向上」という点に関しても強化を進めていくことを発表した。

「経営層から社員まで同じデータを活用し、経営とマネジメントを高度化」の項目において、NECは全社のプロセスとデータを標準化した上で、「財務」「人事」「IT」などの10領域92種類にわたる経営情報を「経営ダッシュボード」として可視化し、経営層から一般社員までの全社員が同じデータに触れ、ファクトに向きあい、分析・経営判断・意思決定などのアクションの実行につなげている。

経営層にとっては「報告を待たず、自ら状況を把握し課題を特定」「スピーディな指示が出せる」という迅速な意思決定に役立てることができ、同じデータを共有することで報告書類を減らすことができるというメリットもあげられている。

「あらゆる業務にAIを浸透させ、圧倒的な生産性の向上」という項目に関して、NECは、2023年5月からNECグループ内で安全安心に使える生成AIサービスの提供を開始している。

NEC開発の生成AI「cotomi」だけでなくグローバルパートナーの生成AIも組み合わせて、延べ4万5000人が日々積極的に活用しているという。また、営業支援システムなど社内167のシステムとも連携しており、継続してシステム連携や機能の拡充を進めているのも特徴だ。

加えて、NECグループでのAIカルチャーの醸成を加速するため、社員が作成したアプリやプロンプトなどのアイデアや活用ノウハウを共有するポータルや、優れた活用事例の表彰イベントなども行っているという。

NECは、今後も社員のパフォーマンスと生産性向上に向けて、先進テクノロジーを通じて社員がより快適に生き生きと働ける全社エクスペリエンス変革に取り組んでいくとしている。また、クライアントゼロの発想のもとで蓄積した実績・ノウハウを活かし、価値創造モデル「BluStellar」として顧客向けに順次提供していきたい構え。
(森歩美)



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