薬剤師会と薬局間のコミュニケーション支援する「アスヤク薬局ポータル」提供開始

画像提供：マイナビニュース

TISインテックグループのネクスウェイは7月11日、薬局と製薬企業間のドラッグインフォメーション（以下、DI）の情報伝達に特化した「アスヤクDIポータル」について、薬剤師会と薬局のコミュニケーション機能を追加した「アスヤク薬局ポータル」としてリニューアルし提供開始することを発表した。

アスヤク薬局ポータルは、製薬企業のDI取得から都道府県薬剤師会のお知らせまで、薬剤師業務に必要な情報を薬局が無料で取得できる薬局情報プラットフォームとして展開する。

都道府県薬剤師会向けには、全国の薬局基本情報を厚生局データをもとにネクスウェイが取得し、更新メンテナンスを実施して薬局マスタデータベースとして提供。また、都道府県薬剤師会共通の属性項目を設け、アスヤク薬局ポータルを通じて薬局ごとに情報の登録と更新が可能となる。

さらに、薬局マスタデータベースの情報を元に、アスヤク薬局ポータルからお知らせをメールやFAXで配信可能だ。

薬局はより重要度の高いDIをトピックとして優先的に確認可能となるほか、医薬品の流通供給関連情報や新発売情報などをカテゴリ別に確認可能となる。また、回覧BOX機能により、薬局内で特に確認してほしい情報を選択して回覧可能。都道府県薬剤師会がアスヤク薬局ポータルを活用した場合には、都道府県薬剤師会のお知らせの閲覧が可能。
（熊谷知泰）