高級クレジットカードの世界 第3回 旅行好きは見逃せない、Marriott Bonvoyアメックスプレミアムカードは本当に使えるカードなのか

交換レートは5万ポイントまでで、カード年会費以上の部屋に宿泊することも可能です。たとえば特典の利用例として、ウェスティン都ホテル京都・8月の土曜日大人2名1室宿泊時の宿泊料金は6万2290円で、ポイント価値を上回ります(2022年7月12日アメックス調べ)。

さらに自分のポイント(上限15,000ポイント)と無料宿泊特典を合わせると、交換レートで最大65,000ポイントの無料宿泊に交換できます。

150万円という条件がややハードルが高いのですが、このカードを持つ上で絶対に達成したいところです。
ゴールドエリート資格が自動的に付与

Marriott Bonvoy「ゴールドエリート」会員資格とは、レイトチェックアウトやホテル内で対象となる利用金額の25%のボーナスポイントなどがもらえる特典です。

ゴールドエリート会員資格を手に入れるには通常、1年で25泊の宿泊実績が必要ですが、Marriott Bonvoyアメックスプレミアムカードに入会すると無条件で付与されます。

さらに、年間400万円以上のカード利用で「プラチナエリート」会員資格にグレードアップ。ラウンジへのアクセス、午後4時までのレイトチェックアウト、滞在時に50%のボーナスポイントなど、さらに充実した特典が付与されます。
100ドルのクレジット付与

以下2つの条件を満たすと、Marriott直営の館内施設で使える100米ドルクレジットが付与されます。

ザ・リッツ・カールトンまたはセントレジスに2連泊以上をすること
Marriott Bonvoyウェブサイトまたはカスタマーセンターを経由して「100米ドルのプロパティクレジット」付きの宿泊プランで予約すること

クレジットはホテル内のレストランやスパなどで利用できますが、客室料金などには利用できないことに注意しましょう。こちらの特典は、他の特典に比べるとやや使いづらい印象です。
■航空会社のマイル交換レートも高い
JAL、ANAマイルへ交換する

JALやANAのマイルには3:1のレートで交換可能で、3,000 Marriott Bonvoyポイント = 1,000マイルです。さらに、60,000ポイントを交換するごとに5,000マイルのボーナスも付与されます。
海外の提携マイルへ交換でお得な場合も

少し手間をかけて、海外の航空会社のマイレージプログラムを経由して、JALやANAの特典航空券に交換するとお得な場合もあります。