1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

【新NISA】「投資枠めいっぱい使っている」人の割合は?

マイナビニュース / 2024年7月12日 15時41分

画像提供:マイナビニュース

日経CNBCは7月4日、「新しい少額投資非課税制度(NISA)の利用状況」に関するアンケート結果を発表した。調査は2024年6月28日~7月2日、30代~70代の現役投資家194人を対象にインターネットで行われた。
○新NISA、どれくらい使っている?

アンケートは「新NISAどれくらい使ってますか?」という質問に対し、「投資枠(つみたて投資枠は年間120万円、成長投資枠は同240万円)めいっぱい使っている」「投資枠には余裕を残して使っている」「制度変更以前(昨年までのNISA)と特に変わっていない」「新NISAは使っていない」の4つの選択肢から回答を選んでもらう形で実施された。

その結果、「投資枠には余裕を残して使っている」と答えた投資家が46.4%となり、半数近くを占めた。一方で「投資枠 めいっぱい使っている」との回答も24.7%あったほか、「制度変更以前と特に変わっていない」が13.9%、「新NISAは使っていない」が14.9%という結果に。

7月11日放送の「昼エクスプレス」では、日経CNBC 解説委員長の直居敦氏と、キャスターの岡村友哉氏が調査結果やその背景について語った。直居氏は「新NISAでつみたて投資枠と成長投資枠が併用できるようになったことは、改めて大きな変化だ。投資家が工夫しながら使っている様子がよく分かり興味深い」とコメント。岡村氏は「新NISAの税制優遇のメリットを活かしたい半面、投資経験のある人ほど、今年の上昇相場ではなかなか入れない様子もうかがえた。株式投資の難しさも感じる」とコメントしている。

○「投資枠には余裕を残して使っている」を選択した人のコメント

アンケートで「投資枠には余裕を残して使っている」を選択した人からは、「投資信託を『つみたて投資枠』と『成長投資枠』合わせて、毎月6万円入れてます。いずれも海外株式なので円安に寄与しているんだろうなぁと思っています。国内株式には『成長投資枠』の20%も入れていません。現有株は評価益が出ているので、NISA化すると課税されて追加資金投入しないといけないためそのままにしています。保有株がマイナス・塩漬けになっているものはNISA化してもいいですが、近年の日経平均が上がった中で塩漬けが無い状態なので無理。 NISAは信用取引の代用保証金にできないということも現物をNISA化していない理由の1つ。信用取引の利益から、ミニ株を使って少額・複数銘柄にNISAで現物追加しています」(金NAISA)、「今年はアメリカ大統領選挙、パリオリンピックなど世界的に大きなイベントが多いです。それも年後半なので、マーケットの動きを見て投資をしたいので枠を残しております。つみたて枠は毎月5万円にして、コストの安いものを選んでいます。成長枠は国内の個別銘柄を中心に選んでいます。やはり投資は企業応援という意味もあると思っています」(茶々)、「最短で枠を埋めたいので毎月25万積み立てていて、内訳はつみたて投資枠にFANG+、日生NASDAQ100とSOXに10万と5万積み立ています(積み立てたいファンドの枠の関係でFANG+が積み立て枠になっています)。残りは大統領選挙の直前の9月と10月に半分づつ買い付けようと思っています。買い付ける商品はこれから考えます」(ユタカ)、「つみたて投資枠の使い方に苦慮している。商品が少ない」(のりべん)といった声が寄せられている。
○「投資枠 めいっぱい使っている」を選択した人のコメント

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください