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村上隆、“そっくり”ロバート 秋山竜次にラブコール 17年ぶりに民放番組出演

マイナビニュース / 2024年7月12日 15時18分

画像提供:マイナビニュース

世界的アーティスト・村上隆が、13日放送のテレビ東京系美術番組『新美の巨人たち』(毎週土曜22:00〜)に出演する。

近年は「もう日本国内におけるインタビューや、メディア出演も止め、メディア映えしないこの面はもう晒さない、と決めた」と語っていた村上だが、今回番組のコンセプトに賛同し、同局の『日経スペシャル カンブリア宮殿』(2007年2月5日放送)以来、17年ぶりとなる民放での特集・出演が実現した。

日本画壇では批判の嵐、しかし海外では大絶賛されるユニークすぎる作品群を発表する村上。異端ともいわれる芸術はどこから来るものか、アートトラベラーとして謎を紐解くのは、よく「本人そっくり」と言われるお笑いトリオ・ロバート 秋山竜次だ。実は村上本人たっての希望により初共演が実現した。様々なキャラクターになりきる「クリエイターズファイル」シリーズで一世を風靡した秋山の緻密な人間観察力が、村上のアート群と化学反応を起こし、村上の強烈なこだわりを豊かな表現力でナビゲートする。

舞台は京都市京セラ美術館で開催中の、国内では8年ぶりとなる個展「村上隆もののけ京都」。連日多くのファンが国内外からおしかける中、ひときわ注目を浴びるのが新作「風神図」「雷神図」(2023-2024)。江戸の昔からおなじみのモチーフが、ポップでファンシーなキャラクターになっている。しかしそこには、日本の絵画が伝統的に獲得してきた「ある構図の秘密」が隠されていた。この作品にはそれ以外にも細かい“仕掛け”がたくさん。村上自身が語る「なぜ“仕掛け”が多いのか」、その強すぎるこだわりに、秋山も心を揺さぶられる。

番組には、伊藤若冲や曽我蕭白といった奇想の絵師たちを世に再評価させた美術界の巨匠・辻惟雄も登場。村上が師と仰ぎ、理論的支柱ともする日本美術史家で、辻氏が村上に告げた辛辣な言葉に発奮し、アシスタントを使わず自ら描き上げたという作品には秋山も大興奮。「風神図」「雷神図」について辻氏は「これは村上の傑作のひとつ
として世に残る」と語っている。

○秋山竜次(ロバート) コメント

美術番組からのオファーははじめてで、最初はどういうスタンスでいいか分からなかったですけど、とにかく村上隆さんの世界にどっぷり浸ってみようかなと思って、扮装してみました。そしたら自分でも、今まで色々と扮装した中でもトップクラスに入るくらいしっくりきて、マジでびっくりしましたね。ご本人とお話しさせてもらったらお互いルーツが北九州で、本当に親戚なんじゃないかと思いました。
絵を描いたご本人が横でお話ししてくれるのも、めちゃめちゃ贅沢な時間でしたね。
本当に優しいし、当然ですが物凄く頭を抱えて作品にぶつかって行かれている、そんな
感じがこれでもかと伝わりました。
僕は本とかで見る範囲の村上さんのポップな感じを想像して来たんですけど、ちょっと
奥が深すぎました。村上さんといえば、カイカイキキのフラワーのキャラクターっていうイメージがあると思うんですが、それはほんの一部であって、いろいろ見入るようなものがめちゃめちゃありました。
全く違う世界が広がると思うので、是非、みなさんご覧いただければと思います!
○番組プロデューサー・岡田英吉(テレビ東京制作局)

村上隆はなぜこんなに批判されるのか、それなのになぜ海外では驚くほどの高評価を得るのか。私にとっても不思議で、ミステリアスな作家でした。その謎が、アートトラベラー秋山さんの豊かな感性と、辻先生の長年の研究に裏打ちされた的確な理論で明かされていく様が、とても痛快な30分になっています。村上隆を食わず嫌いしている方がもしいたら、ぜひご覧いただきたい。そして彼のポップな表現は初めて触れるお子様にもきっと元気を与えることと思います。ぜひご家族そろってお楽しみください!

(C)テレビ東京
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