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「読書を全くしない」10代は6割、最もよく読む年代は? - 1450人調査

マイナビニュース / 2024年7月12日 15時36分

画像提供:マイナビニュース

スタディチェーン編集部は7月12日、「世代別全国読書調査2024年版」を公開した。調査は2024年6月9日~2024年7月5日、全国47都道府県の10代~50代1450名を対象にインターネットで行われた。
○10代の6割が読書を全くしないという結果に

10代~50代の世代別に読書をする頻度を聞いた。全く読書をしないについては10代の60%が最も多く、週に1回以上読書をするについては50代が最も多いという結果になった。毎日読書をする人は読書が好きだからという理由が多く、習慣化されやすいが、10代においては読書を行うタイミングが読書感想文を書く時など限られてくるため非常に少ない。しかし、社会人になると仕事や資格学習などのために読書をするきっかけが徐々に増えてくる傾向にある。

○実際にリモート勤務などによって読書する時間は増えた?

コロナの影響により普及したリモート勤務や通信教育などのライフスタイルの変化による読書時間の変化を調査した。結論として、読書時間が増えた人が41.2%と、半分程度の人が読書時間が増えたという結果となった。移動時間の短縮や家事育児との両立のバランスが保ちやすくなり、休日や平日の夜などに読書する時間が生まれた方が多い傾向にある。

○2019年と比較して、電子書籍を使って読書するユーザーは3%程度増加

2019年にアンケートを実施した結果よりも2024年の方が3%ほど電子書籍で読むもしくは紙媒体と電子書籍の両方で読むという人が増加した。コロナによりライフスタイルの変化の影響でより電子書籍への移行が進むと思われたが、今回の調査で電子書籍を持っていた人の9割は2019年時点ですでに電子書籍で本を読んでいたということがわかった。

○読書をする理由No.1は「自身の成長」

全年齢を対象に、読書をする理由と読んだ本について調査したところ、「自分自身の成長」や「知識向上」といったいわゆる能力向上の動機から読まれることが多いことがわかった。読まれる本の種類も理由に関連しており、ビジネス・経済本や自己啓発といったビジネス側面を持つジャンルが多かった。一方で、本の種類では「小説」が2番目に読まれている本の種類として36.7%を獲得。また、理由でも「単純に好きだから」が30.9%を獲得しており、読書離れが嘆かれる昨今でも、依然として読書を文化として楽しむ層は沢山いるようだ。

○親子での書籍購入経験は10代とその他で20%もの乖離が存在

親子で一緒に本を購入した経験があるかどうかについて10代とその他の世代に分けて調査した結果、10代とその他の世代では、その他の世代の方が親子で一緒に本を購入した経験がある人が20%近く多いことがわかった。インターネットの普及や、紙媒体から電子書籍への書籍の形態の変化が重なり、親子で本屋に出向いて一緒に本を購入する経験が、最近の世代では減少してしまっているのだと考えられる。一方で、その他の世代の中には、子供の視点だけではなく、親としての購入経験も含まれている。従って「購入したことがある」と回答する人は多くなることが想定されることから、10代とその他の世代の差は実際はもっと小さいと判断することができる。
(Yumi's life)

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