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ディーン・フジオカ、芸能活動20周年「奇跡の連続」 放浪旅中にスカウト、そして朝ドラ五代役が「大きな転機に」

マイナビニュース / 2024年7月13日 10時0分

アメリカでいろんな人種の人たちと出会って視野が広がり、世界により興味を抱くように。

「世界中から優秀な人たちが集まっていたり、本当にやばい人もいたり。学校のキャンパスで銃乱射事件があって教授が射殺されるというのも目の当たりにしましたし、教室が世界の縮図でした。いろんな国の生徒がいて、いろんな価値観、宗教、言語……これが世界かと思い、その人の地元がどんな感じなんだろうと興味が湧き、旅してみたいと思ったんです」

そして実際にアジアを放浪する旅をし、香港を訪れていた時にスカウトされ芸能界に足を踏み入れた。

「放浪してよかったなと思います。バックパッカーみたいな感じで旅していたときに『モデルをやらないか』と声をかけてもらい、お金をもらえるんだったらやるよという感じでスタートしたのがきっかけですが、エンターテインメントやクリエイティブの仕事に対して自分がパッションを持っているんだということを気づかせてもらえたので」

海外で注目を集め、そして日本でも大ブレイク。これまでの活動を振り返り、「五代さんとの出会いは自分の人生においてすごく大きな転機だなと思います」と、朝ドラの五代友厚役が与えた影響の大きさを改めて語る。

「五代さんとの出会いがあったから日本に帰ってこられたので。あれがなかったらそのままジャカルタや台北を拠点に、日本で仕事があるときだけ来るという感じだったと思います」

●「日本に住む気はなかった」2つの理由 五代さんへの感謝も

海外を拠点に活動していた頃、「日本でも仕事はしたかったけど日本に住む気はなかった」というディーンだが、「こんな快適な国はないですよ!」と今はすっかり日本の生活に満足している様子。そして、当時日本に住みたくなかった理由の一つとして花粉症を挙げ、「でもグルテンフリーにしてから花粉症はだいぶ楽になりました」と話した。

もう一つの理由について、「日本は内向きな社会だと見えていた」と語る。

「だから日本に行ってしまうと前に進まなくなる感じがして。外に出られなくなるとは言わないですけど、自分の中で日本からどんどん遠ざかっていくことが、自分の成長につながっているという感覚でした。でも日本で一定期間過ごす機会をいただいて、学びと気づきの日々だったので、五代さんを筆頭にいろんな方に感謝しています」

もちろん、五代友厚役だけではなく、それぞれの仕事から影響を受けている。

「日本での仕事が中心になり、日本に住むようになったきっかけは五代さんですが、それ以外にもいろんな経験をさせてもらい、これからも新しいことを始めるたびに人生の転機や、新たな気づき、再構築のきっかけのようなものがあるんだろうなと思います」

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