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大沢たかお、『キングダム』摎役・新木優子と対峙し王騎将軍の心情を「考え直した」

マイナビニュース / 2024年7月13日 9時11分

画像提供:マイナビニュース

映画『キングダム 大将軍の帰還』(公開中)の公開初日舞台挨拶が12日に都内で行われ、山崎賢人(※崎はたつさき)、吉沢亮、大沢たかお、清野菜名、岡山天音、三浦貴大、新木優子、佐久間由衣、小栗旬、佐藤信介監督が登場した。

同作は、映画『キングダム』シリーズの最新作。前作「運命の炎」から続く隣国・趙(ちょう)との国の存亡をかけた総力戦「馬陽の戦い」のクライマックスが描かれる。

○映画『キングダム 大将軍の帰還』王騎将軍役の大沢たかおと、摎役の新木優子

謎多き武将・摎を演じ、今作に初参加した新木。「撮影現場に入るまでは、原作のファンの方も映像のファンの方もいらっしゃって、私がいただいた摎というキャラクターをどうやって演じていこうという不安でいっぱいな中、撮影現場に入って大沢さんと対峙した瞬間に、不安がほどけていくような存在の偉大さというか、現場を包んでくれるあたたかさというか、まさに王騎のような。皆さんと監督と一緒に前線で引っ張っていってくれているような気持ちになって心強かったなあ、というのを覚えてます」と振り返る。

さらに新木は「王騎がどれだけ摎のことを思っていてくれていたのか、あれだけの大きさの思いと知らないままいなくなってしまってはいるんですけど、私自身も試写会で見た後に『伝えてあげたい』というか。思いの強さ、人としての温かさ、思いやりの気持ちがこんなに強い人っているんだなと。演じられているのが大沢さんだからこそ、あの雰囲気で、王騎の存在が大きなものになったんだなと思いました」と大沢の存在を語った。

王騎将軍役の大沢は「新木さんが引き受けてくれると聞いた時に何よりも嬉しかったし、何年間も摎のシーンをずっと望んでいた」と念願だったという。「『キングダム』には優しいシーンがすごく少なくて、やるかやられるかが多かったので、僕自身不安もあったんですけど、彼女が本当に摎としてそこにいてくれて頼もしかったし、何より引き受けてくれて感謝してます。自分のイメージどころか、それ以上にすばらしい摎を演じてくれて、王騎としても『この人を失うのだったら、あそこまでの怒りが出るだろうな』というのを、彼女と芝居をした後に考え直したりしたので、自分を作る上では大切な人だなと改めて感じています」と熱い言葉。新木も「すごく嬉しいです、じわっと実感して。ありがとうございます」と互いに感謝していた。
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