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Aぇ! group 正門良規、デビュー後初・2年ぶり舞台主演 登山家役で「毎日トレーニング」

マイナビニュース / 2024年7月15日 4時0分

○古川琴音 コメント

ナショナル・シアター・ライブにて『戦火の馬』を見て以来、ずっと憧れていたトム・モリスさんの演出を受けられるとは夢にも思っていませんでした。
今から緊張と高揚で胸がいっぱいです。
私が演じるセーラは雪山で遭難したジョーの姉で、唯一原作の小説には登場しないキャラクターです。
遭難中のジョーの心の支えとなり、1人下山したサイモンには心の内を問いかける、2人を導く一筋の光のような存在です。セーラの力強さ、自然の壮大さを全身いっぱいに表現していきたいと思います。
○田中亨 コメント

オーディションは、まるでトムさんのワークショップを受けているような、楽しくて発見の多い時間でした。出演が決まって、どんな稽古を経て本番を迎えるのか、今から楽しみで仕方がないです。
ビジュアル撮影では、少しでも感覚を掴むために、実際にスタジオ内の温度を下げて撮影をしていました。寒さで目が乾燥したり、冷たい空気で呼吸することが、とても新鮮で勉強になる撮影でした。
無謀な挑戦にワクワクする気持ちや、命を預け合える関係性など、グッとくるポイントが多い作品だと思います。季節は夏から秋にかけてですが、舞台上には雪山があると信じて!切磋琢磨、稽古に取り組んでいけたらと思います。ぜひ観に来てください!よろしくお願いします!
○浅利陽介 コメント

今はまだギターを触ったり、劇中にでてくる冬の登山、雪山はどれだけ過酷な状況なのかをイメージをしたりと少しずつ身体にインプットして準備しています。イギリス版の舞台映像を見ましたが、舞台上という限られた空間の中でクレバスを降りていきその後、落ちていくシーンの表現を効果的に見せているのが印象的でした。標高約6000mの空気の薄さ、氷に刺さるアイスアックスやアイゼンの音、キャラクターそれぞれの緊張感が伝わるようアンデスに行きたい…ところですが、まずは近所の坂道をダッシュで登ろうと思います(笑)。
ビジュアル撮影でリチャードの衣装を着たときは、なんというかしっくりくるものがあり、いよいよ始まるんだと、漠然とですが“不安”と“期待”を感じました。僕が演じるリチャードはとにかく一生懸命な人で、なかにはクスっと笑えるシーンもあるので楽しみにしていただきたいです。
トムさんに日本を好きになってもらって、観てくださる皆さんにはトムさんの演出を好きになってもらえるよう、稽古を頑張ります! お楽しみに!

【編集部MEMO】
『Touching the Void タッチング・ザ・ヴォイド ~虚空に触れて~』あらすじ「ジョー(正門良規)が死んだ」と聞かされた姉のセーラ(古川琴音)は、ジョーの死を悼み、サイモン(田中亨)やリチャード(浅利陽介)、彼の登山仲間たちとパプに集っている。1985 年ペルーのアンデス山脈の難関、標高約6,400mのシウラ・グランデ。若きイギリス人登山家のジョーとサイモンのペアは、ほぼ垂直にそびえ立つ西壁の登頂を前人未踏のルートで成功させた。ところが、下山途中で骨折したジョーは氷の崖から落ち、宙吊りになってしまう。ジョーはロープを登ることもできず、サイモンは彼を引き戻すこともできない。このままでは2人とも死んでしまう。快挙を成し遂げた彼らを待ち受けていたのは、大自然との対峙、そしてすさまじい葛藤と苦難だった……。
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