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片岡愛之助、悪役にやりがい「とことん真面目に」 歌舞伎以外の仕事への思い、結婚後の変化も語る

マイナビニュース / 2024年7月15日 11時30分

悪役のやりがいを語っていたが、『もっと悪役をやりたい』『いい役もやりたい』といった願望はないそうだ。

「もうどんな役がやりたいというのはないですね。ほぼほぼやり尽くしていると思うので。これをやってほしいと言ってくださったら、そこに全力をかけるという感じで、いただいたお役をどれだけ膨らませるかということが楽しいです」

そして、役をどれだけ魅力的なキャラクターにすることができるかは役者次第だという。

「全力をかけてピッチャーゴロになるのか、セカンドフライになるのか、ホームランになるのか、それはその俳優がどこまでその瞬間にできるかということですから。少ししか登場しない役を演じた時に、『かわいそうだな』と思われるのか、『この役にこの人を使うなんて豪華だな』と思ってもらえるのか、そこは大きな分かれ道で、役者の腕だと思います」

『怪盗グルーのミニオン超変身』のタイトルにちなみ、自身に関する変化を尋ねると、2016年3月に藤原紀香と結婚してからの変化を語ってくれた。

「結婚して9年目ですが、結婚して食生活が変わり健康になりました。それまで100%外食だったものが、うちの妻が作ってくれる料理を食べるようになり、妻は体に悪いものや良いものなどいろんなことを研究していて詳しいので、そういうものを食べていると体の数値がすごく良くなりました。結局一番大事なのは健康だと思うので、感謝しています」

また、気持ちの面でも変化があり、「家族のために頑張ろうという思いはありますね」と述べ、藤原の活躍から刺激ももらっているという。

「お互い俳優をやっているので、彼女の舞台を見に行ったり、テレビに出た作品を見たり。彼女の台本を一緒に読んであげることもあるのですが、普段僕がやらないような役をやるんです。ラブストーリーは全くご縁がないので面白いなと思いながら読んでいます。僕が出演する作品だと周りにいるのは武士や銀行員なので(笑)」

最後にファンに向けて、「『怪盗グルーのミニオン超変身』では、私が務めさせていただいたマキシムが素敵な彼女を連れて現れ、高校時代の因縁を晴らそうとします。そして、ミニオンがどういう風に超変身するのか、楽しみに見に来ていただけたら。2回、3回見ても何度も楽しめると思うので、ぜひお友達も誘って見に来ていただきたいです」とメッセージを送った。

■片岡愛之助
1972年3月4日生まれ、大阪府出身。1992年1月に片岡秀太郎の養子となり、大阪・中座『勧進帳』の駿河次郎ほかを演じ六代目として片岡愛之助を襲名。歌舞伎のみならず、映画やドラマなどでも幅広く活躍。2023年はドラマ『警視庁アウトサイダー』、『大奥』、映画『仕掛人・藤枝梅安』、『キングダム 運命の炎』、『ホーンテッドマンション』(吹き替え)、『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』、舞台『西遊記』、新作歌舞伎『流白浪燦星(ルパン三世)』などに出演。2025年のNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』への出演も決定している。
(酒井青子)



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