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椿隆之にとって『仮面ライダー剣』とは? 20周年公演は「愛してくださる方がいるからこそ」

マイナビニュース / 2024年7月19日 10時0分

――撮影期間中の思い出を教えてください。

当時、家と撮影所が近かったので自転車で通っていたことと、撮影終わりにみんなでゲームセンターで遊んでたことですかね。でも、全然ばれませんでした。たまに、親御さんから「ほらっ」って唆された子どもが話しかけてくれる程度。やっぱり僕も子どもだったら変身後に会いたいので「そりゃあそうだよな」と思いましたね(笑)。
○『仮面ライダー剣』は「心のコア、魂、軸」

――20周年を記念した『仮面ライダー剣 20th Anniversary STAGE&TALK』の公演を通して、どのようなことを感じましたか?

やっぱり20年間も愛してくださる方がいるからこそ、今の公演ができていると思うので、すごいなと思いますし、特殊だなと思います。民放のドラマでも、20年経ってイベントが開かれたり、海外で認知されることってそんなにないのに対して、仮面ライダーとかウルトラマンとか戦隊って、もうそれだけで認知されているじゃないですか。そういうところがすごいなと思いますし、20年経った今でも、いろんなグッズが販売されて。やっぱり楽しいですね。

●『仮面ライダー剣』出演で「やっと『椿』になれた」
――椿さんのライブ配信を観ている方の中には、「仮面ライダーのときから観てました」という方もいるのでしょうか?

「観てました」という人もいますし、新規で観てくださる方もいます。良くも悪くも、放送当時の2004年って、そんなにSNSが活用されていない時代だったのに対して、今ってもうスマホがあれば作品を観ることができますからね。いい時代だなと思います。

――ご自身的に20年前の作品を観られることに対しては、どういうお気持ちなのでしょう?

あくまでも僕ではなく、役なので恥ずかしいとかは全くないです。当時の自分は自我がなかったので。やっぱり観てくださるのは嬉しいですけどね。

――『仮面ライダー剣』は、椿さんにとってどういう存在でしょうか?

そうですね。僕の心のコア、魂、軸になっているなと思います。仮面ライダーをやる前は本当に自我がそんなになかったのですが、仮面ライダーを演じたことによって僕は色付けされていって、やっと「椿」になれたんだと思っているので。

――そのように思えたのはなぜなのでしょう?

学生の頃、義務教育を受けていた頃は、自分のやりたいことをやっていたわけではなかったんです。それが、自分のやりたいことをやることによって、自尊心、自分の意志がどんどん加わって、どんどん自我に目覚めていく、花開いたんじゃないかなと思っています。
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