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石丸幹二、チャップリンの思いを「より理解」 音楽劇『ライムライト』公開稽古

マイナビニュース / 2024年7月17日 14時20分

画像提供:マイナビニュース

音楽劇『ライムライト』の公開稽古が17日に都内で行われ、石丸幹二、朝月希和、太田基裕が取材に応じた。

同作はチャップリンによる同名映画の舞台化作。かつて一世を風靡した老芸人・カルヴェロ(石丸)は、人生を悲観し自殺を図った若いバレリーナ・テリー(朝月)を助け、再び舞台に立たせる。しかし、スターに上り詰める彼女と入れ替わるように、老芸人は人生の舞台から退場しようとしていた。ほか植本純米、吉野圭吾、中川賢、舞城のどかが出演する。
○音楽劇『ライムライト』公開稽古に石丸幹二ら登場

公開稽古では、カルヴェロ役の石丸によるアカデミー作曲賞を受賞した名曲「テリーのテーマ」(“エターナリー”)、ネヴィル役の太田による「テリーとネヴィル」の歌唱を含む2幕のシーンを披露。2015年、2019年に続き3度目の同役となった石丸は「9年前、この作品を演劇としてお客様の前で上演するのが世界初だったということで、そこに辿り着くまでに色々なことがありました」「チャップリンさんのご遺族の方がそうそうは許可しないことなんです。でも熱い思いを持って、日本のチャップリン協会代表の大野さんが足繁く通ってくださいまして、理解していただたき、世界初演という形でこの作品を上演することが叶いました」と、作品の成り立ちから振り返る。

石丸は「『ライムライト』という作品を改めて観たりしながら、チャップリンさんが演劇人として残したいメッセージをたくさん書き記しているんだなと気づき、それを後世に伝えるのが私たちの役目なんじゃないかなと思って、9年前に上演したのを思い出します」と回顧。「9年経って、チャップリンさんがカルヴェロを演じた60代に近づいてきまして、チャップリンさんが言い残したかったことがより理解できているような気がしております。今回3演目、以前とは違う感じ方、発し方が、朝月さん太田くん共々に刺激をもらいながら表現できるのではないかなと。前回を超えていこうという思いでいます」と意気込んだ。

今回初共演の朝月について、石丸は「『(タカラヅカ・)スカイ・ステージ』で彼女の舞台姿を拝見してまして、とっても踊りに秀でた、お芝居が熱い、色々なキャラクターを演じ分けられる彼女に出会えるんだという思いでワクワクしながら稽古初日を迎えたのを覚えています」と明かす。「稽古場でトゥシューズを履いて踊り始めた時にびっくりしたんです。誰しもが言ってましたけど、うまい。プリマバレリーナそのものだと実感しまして、まだまだ稽古は続くけど、より素敵な踊りを見せてください」と期待した。

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