1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

DeepL、独自データで学習した翻訳および文章校正に特化のLLM実装を発表

マイナビニュース / 2024年7月18日 11時33分

画像提供:マイナビニュース

独DeepLは7月17日(ドイツ現地時間)、言語翻訳ならびに文章校正に特化したLLM(Large Language Models:大規模言語モデル)技術を搭載した「次世代言語モデル」を実装したことを発表した。

特殊な調整を実施したこのLLMを活用することで、偽情報や誤情報のリスクを低減しながら、さまざまなユースケースにおいてより人間的な翻訳と文章作成を実現できるという。なお、このモデルは、インターネット上に公開されている情報を学習させた汎用のAIモデルとは異なり、文章作成と翻訳のために特別にチューニングされた7年分以上の独自データを活用している。

同社が実施したブラインドテストの結果、参加した言語専門家はGoogle翻訳よりも1.3倍、ChatGPT-4よりも1.7倍、Microsoft翻訳よりも2.3倍、DeepLの翻訳出力の方が好ましいと回答したとのことだ。

次世代言語モデルを搭載した翻訳サービスは、英語、日本語、ドイツ語、中国語簡体字の翻訳において、DeepL Proプランの契約者が利用可能。DeepLのWeb上の翻訳エンジンとして「次世代言語モデル」を選択することで有効化できる。

DeepL Proユーザーはエンタープライズグレードのセキュリティとコンプライアンス基準(ISO 27001およびSOC 2 Type2認証)によって保護されており、DeepL Proでの翻訳がモデルの機械学習に使用されることはないそうだ。
(熊谷知泰)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください