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高畑充希&岡田将生、初共演で感じた役者としてすごさ アプローチの違いが良い影響に「足りないものを補い合う感覚」

マイナビニュース / 2024年7月20日 12時0分

高畑:褒められて嬉しいです……(笑)。私は感情だったり、その場の空気だったりに左右されるタイプなのですが、逆に岡田くんはちゃんとプランニングして、いろんなことを考えて準備して現場に持ってくる。もちろん私も準備はしていくんですけど、準備の仕方も違えば、芝居の仕方も違って、たどり着きたい到達点はお互い同じなんですが、経路が全然違っていて、それが私はすごくおもしろかったです。あと、岡田くんがすごいなと思ったのはセリフの正確さ。語尾まで一言一句がいつも完璧なんです。私はその辺がものすごく苦手なんです……なので電話のシーンとかは、私のセリフがざっくりしているのがバレるからやりたくない!(笑)

岡田:そう! 電話のシーンは、僕は基本的にスクリプトを見ながらやっているんですけど、「結構違うなぁ……あれ? この文章飛ばしたなぁ」と思うことも。それでも今泉監督がOKを出すので、「OKなんだ!?」と(笑) でも、それは悪いことではなくて、そのセリフがなくても成立しているということなので、監督の判断も、監督と高畑さんの関係性もすごくいいなと感じていました。

――お芝居のアプローチの仕方が違うお二人が一子・二也夫婦を演じることは、作品にも良い影響がありそうですよね。

岡田:少なからずあると思います!

高畑:どんな作品に出ていても皆さん全然やり方が違うし、その現場によっても違うと思います。自分と違うアプローチをする方と組むほうがより広がる気がしていて、足りないものを補い合う感覚。今作だと、(岡田くんとの)2人芝居が多かったですが、監督も含めて3人でお互いが足りないものを補い合って、相談し合って作ったという印象が強いです。

そして、それをものすごく温かい目で、絶対撮り逃さないように見つめてくれるスタッフ陣がいて、ものすごく安心感がありました。センシティブなシーンや感情面で白黒つかないような難しいシーンも多かったのですが、心を預けてお芝居ができていました。

○互いに「意味がある」と感じたテーマ

――今作はセックスレスや婚外恋愛許可制などをテーマにした作品ですが、脚本を読んだときにはどのような印象でしたか?

高畑:きれい事で収まってないところが多すぎて、いろんな世代の方がとても共感できるだろうなと思いました。結婚をしていても、してなくても、実はみんな相談したくても、できないこともあると思います。私自身は自分のことを相談できる人ですが、それが得意じゃない人も没入できる題材ですし、今、やる意味があるなと。自分自身も年齢的に結婚観など日々目まぐるしく変わってますけど、とても影響を受けた内容でした。

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