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東大など、深海環境でのレアメタル資源探査・解析システムを開発

マイナビニュース / 2024年7月19日 18時20分

そして2023年の海底磁気調査において、ROVにジカイとSeaXerocks3を搭載して計測が行われた。そして、深海およそ1700mでジカイによる海底での磁気異常計測に成功したとする。またSeaXerocks3が取得した当該位置、底質および微地形データと磁気異常データの相関を解析することで、磁気異常データの性質を評価しているとした。

なお研究チームは今後、ジカイとSeaXerocks3の開発を進め、深海に眠るレアメタルなどの資源の存在量と位置情報を把握し、正確な海底資源マップを作成することを目指すとする。

また、現在、風力発電の設置場所として、日本でも洋上への設置の研究と実験が進められているが、洋上風力発電では発電したエネルギーを水中ケーブルで陸上まで送電する必要がある。問題は、送電ケーブルには強い磁界が発生し、従来の金属探知センサでは正確な測定が困難な環境となる点だという。ジカイは強い磁界環境でも安定した性能を発揮できることから、今後さらなる小型化を進め、AUVに搭載し、効率的な洋上風力施設の点検を行うことも目指すとしている。
(波留久泉)



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