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カミナリマークの日本車を発見! どこのメーカー? 車名は?

マイナビニュース / 2024年7月25日 16時30分

画像提供:マイナビニュース


この日本車、トランクの後ろにカミナリ(?)のマークが付いています。自動車メーカーのエンブレムでカミナリマークというのはなかったはずですが……。さて、こちらはどこのなんというクルマでしょうか!

ヒント:カミナリっぽいけど実はアルファベット?

カミナリを表すビリビリマークだとばかり思っていましたが、よく見ると、アルファベットの「S」の可能性もありますね……。

このクルマについて、モータージャーナリストの内田俊一さんに聞いてみました。次のページで教えていただきます。

――正解は次のページで!


○問題をおさらい!

正解はこちら!

○【答え】日産自動車の5代目「シルビア」

このカミナリのようなエンブレムは、日産自動車が1988年に発売した5代目「シルビア」(S13)のものです。「SILVIA」の頭文字である「S」がモチーフになっています。当時はメーカーのものだけでなく、クルマごとにエンブレムをデザインすることが主流だったのです。

この5代目シルビアは“ART FORCE SILVIA”というキャッチコピーのもと、デザインの美しさと走りの楽しさを併せもったクルマとしてデビューしました。

フロントエンジンリア駆動(FR)で、新開発のマルチリンク式サスペンション(複数のリンクの組合せによってタイヤの動きを最適にコントロール。操縦性や直進安定性としなやかな乗り心地を両立する目的で開発)を備え、オプションで「HICAS-II」(四輪操舵システム)を用意するなど、操縦性も重視したクルマでした。

デザインは高い評価を得ました。車体を横から見ると、フード、ウエストライン、トランクリッドへと連続して、緩やかな「S」字の弧を描き、伸びやかさと流麗さを強調するデザインになっています。これは「エレガントストリームライン」と呼ばれました。「カプセルリアウインドウ」という3次曲面ガラスを採用し、左右およびルーフまで曲り込んだ斬新なリアデザインも特徴的でした。

インテリアにもエレガントで斬新な局面デザインを採用しています。乗る人を優しく包み込む、居心地のいい空間を目指したそうです。曲線と曲面による一体成形のシートが用いられたのも、シルビアならではです。

40年近く前のクルマですが、車速をフロントウインドウ右下方にデジタル表示する「ヘッドアップディスプレイ」をオプションで取り付けることもできました。走り、デザイン、先進性などが相まって、「デートカー」としてもてはやされたクルマでもあります。

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