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熱中症対策グッズの定番となった温湿度計、売れ筋は? - 古田雄介の家電トレンド通信

マイナビニュース / 2024年7月20日 11時0分

画像提供:マイナビニュース

今回は、ヨドバシカメラ マルチメディア横浜を訪ね、温湿度計の売れ筋を取材しました。

部屋の温度や湿度を測るアイテムは昔から存在しますが、近年はその売れ方に変化が出てきているようです。同店の柴田成行マネージャは「もう圧倒的に熱中症対策のアイテムとしてのニーズですね。情報ツールや調度品というより、健康グッズとして買われていく、そんなアイテムになっています」と言います。猛暑が続く近年の傾向に加えて、コロナ禍による予防意識の高まりが売れ方の変化に表れた可能性がある、と推測していました。

健康の維持にいかに貢献してくれるか。そこに売れ筋のポイントが隠れていそうです。「温湿度計購入の3ポイント」を踏まえて、直近の売れ筋モデルを見ていきましょう。
○<温湿度計購入の3ポイント>

熱中症やインフルエンザの危険を知らせる機能の伝わりやすさが何より重要。
置き場所を想定したうえで、見やすさや電池の持ち時間を見比べよう。
目覚まし時計や壁時計との融合モデルは時計コーナーに並ぶことも多い。必要なら併せて比較を。

※本文と写真で掲載している価格は、2024年6月19日14:30時点のもの。日々変動しているので、参考程度に見てください。
第1位:分かりやすさで定番人気のタニタ「デジタル温湿度計 TT-589」

一番人気に挙げられたのは、タニタの「デジタル温湿度計 TT-589」です。アイボリーとブルーグレー、ウォームグレーの3色があり、取材の価格は2,670円でした。温度と湿度、時計、アラーム機能のほか、温湿度を計算して「暑い」「快適」「寒い」を示すアイコン機能も備えています。

「上にある快適表示を見るだけで安心できるか否かが分かります。この分かりやすさが評価されていますね。文字が大きいのもポイントです」

第2位:アナログ表示の定番はエンペックス「高精度UD温・湿度計 EX-2841」

続く2位は、エンペックス気象計の「高精度UD温・湿度計 EX-2841」でした。盤面に2本の針があるアナログ式の温湿度計で、上部で温度、下部で湿度を示します。各バロメーターに「快適」「食中毒注意」「風邪注意」といった色分けエリアを設けているのが特徴です。取材時の価格は1,380円でした。

「アナログ表示に慣れている人の定番品ですね。温度と湿度でそれぞれ警戒すべき状態が分かるということで、指名買いが多いモデルです」

同率3位:置時計としても使える多機能なタニタ「デジタル温湿度計 TT-581」&「コンディションセンサー TC-421」

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