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いずれ手放す予定のiPhoneを水没...黙っていればバレない? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ

マイナビニュース / 2024年7月20日 16時21分

画像提供:マイナビニュース

iPhoneユーザの多くは、新品を購入後2、3年してから最新のiPhoneに買い替える、というスタンスでiPhoneを使い続けています。iPhoneは下取りに出すなど手放すことが前提ですから、高値がつくよう購入時の状態を保ちたいと考えるのは当然ですよね。

その大切なiPhoneが、よりにもよって水没...運良く故障せずに済んだとしても、水没させた事実が客観的な証拠として残るのであれば、評価額に影響します。Appleの保証プログラムでも、「iPhoneやiPodが液体により損傷した場合、その修理はApple製品1年限定保証の対象になりません」(リンク)とされており、大きな不利益を被ります。

黙っていればバレないのでは、と期待してはいけません。5以降のiPhoneには、SIMカードスロット近くに「液体浸入インジケータ(LCI)」という装置が搭載されており、平時は白/シルバーですが、水または水を含む液体が接触すると赤くなります。そしていちど赤変したLCIは元に戻りません。

iPhoneの買い取り/下取りを行う業者は、このLCIで水没の有無を確認します。LCIが赤変していれば隠すことは難しく、水没させていない場合と比較して評価額は大きく下がることでしょう。

ただし、iPhoneを水没させたからといって必ずLCIが反応するとはかぎりません。密着度の高いケースを装着していたうえに水没時間が短かった場合には、LCIが無反応という可能性もあります。心配ならば、iPhoneの電源をオフにしてからSIMカードスロットを外し、赤い部分が見えるかどうか確認してみては?

海上忍 うなかみしのぶ IT/AVコラムニスト。UNIX系OSやスマートフォンに関する連載・著作多数。テクニカルな記事を手がける一方、エントリ層向けの柔らかいコラムも好み執筆する。マイナビニュースでは、「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」のほか、前世紀から続く「(新)OS Xハッキング!」などを連載中。執筆以外では、オーディオ特化型Raspberry Pi向けLinuxディストリビューションの開発に情熱を注いでいる。2012年よりAV機器アワード「VGP」審査員。 この著者の記事一覧はこちら
(海上忍)

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