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桐山照史、ミュージカル『グラウンドホッグ・デー』主演 演出・福田雄一とタッグ

マイナビニュース / 2024年7月21日 4時0分

画像提供:マイナビニュース

アイドルグループ・WEST.の桐山照史が、ミュージカル『グラウンドホッグ・デー』の主演を務めることが21日、明らかになった。

同作は1993年にアメリカで公開された映画『Groundhog Day(邦題:恋はデジャ・ブ)』のミュージカル化作。2016年夏にロンドンのオールド・ヴィック劇場で世界初演を迎え、2017年春からニューヨークのブロードウェイでも上演された。キャストのパフォーマンスに加え、スピード感あふれる演出やアイディアに富んだ舞台装置など迫力満点のステージは大勢の観客を魅了し、2017年のローレンス・オリヴィエ賞で「最優秀新作ミュージカル賞」と「ミュージカル部門主演男優賞」を受賞。同年のトニー賞ではミュージカル作品賞を含む7部門へのノミネートを果たした。

物語の主人公は、アメリカ・ペンシルベニア州の小さな田舎町で、毎年2月2日に行われる平凡なお祭りの日「グラウンドホッグ・デー」を永遠に繰り返すことになった天気予報士のフィル。何度目覚めても退屈な中継の日で、タイムループに嫌気がさしながらも、心から望むことを手に入れるために同じ日を生きることを利用し、楽しみ始める。やがて繰り返す日常の中で、フィルの内面にも変化が生まれ、新たな一歩を踏み出すまでを描いたコメディとなる。

今年11月、新たに日本版ミュージカルとして上演。演出を務めるのは数々のコメディ作品を世に送り出す福田雄一氏で、翻訳・訳詞は息子の福田響志氏が担当。タイムループの中に閉じ込められる主人公フィル・コナーズをWEST.の桐山照史が務める。WEST.のメンバーとして精力的に活動する傍ら、『ブラッドブラザース』(15)、『アマデウス』(17)、『マリウス』(18)、『泣くロミオと怒るジュリエット』(20)、『赤シャツ』(21)、『キャメロット』(23)など数々の舞台に出演してきた。

そして宝塚トップ娘役退団後ミュージカルを中心に活躍し、舞台『少女都市からの呼び声』にて2024年第31回読売演劇大賞優秀女優賞を受賞、さらにドラマ『不適切にもほどがある!』に出演するなど、映像にも活動の幅を広げている咲妃みゆが、フィルと共に同じ日を繰り返しながら、彼の心を溶かす存在である、明るく知的なヒロイン リタ・ハンソンを演じる。

福田作品の常連で、現在放送中の連続テレビ小説『虎に翼』でも話題、幅広く活躍する戸塚純貴が本作でミュージカルに初挑戦し、高校時代の同級生のネッド・ライアーソン役に。ミュージカルへのコンスタントな出演に加え、ミュージカル映画『リトル・マーメイド』の日本語吹替版で主人公アリエルの声及び歌唱を担当するなど抜群の歌唱力に定評がある豊原江理佳がナンシー・テイラー役、ミュージカルへの出演も多く、幅広いジャンルの作品で活躍する川久保拓司がラリー/ガス役で出演する。

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