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Live Photosではなく「長時間露光」撮影するには? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ

マイナビニュース / 2024年7月21日 11時15分

画像提供:マイナビニュース

デジタルカメラにおいて写真の撮影とは、シャッターを開放し撮像素子がレンズを通した光に晒すことです。その時間を意味する「シャッタースピード」は、瞬きするより短いコンマ何秒が一般的ですが、カメラの設定次第ではその時間を延ばすことができます。

長時間露光は、シャッタースピードを極端に長くする撮影テクニックです。道路を走るクルマも、シャッタースピードが速いと静止状態に見えますが、シャッタースピードを遅くすると「線」のように写ります。だから夜の幹線道路を長時間露光で写せば、クルマのヘッドライトの光跡がさまざまな色/太さで記録されます。

iPhoneで長時間露光したような写真を手に入れるには、Live Photosで撮影し、写真アプリで表示するとき「長時間露光」エフェクトを選択することが近道です。流れる川を柔らかい雲のように見せるなど、長時間露光ライクな写真を入手できます。

より本格的な長時間露光撮影を目指すのならば、iPhone 11以降に用意されている「ナイトモード」でシャッタースピード調整を行います。ナイトモードは、ある程度暗い場所でカメラアプリを起動すると自動的に有効化されますが、三脚が装着されるなどiPhoneがしっかり固定された状態だと判断されると、最大30秒までシャッタースピードを延ばすことができるのです。

この方法を使えば、HEIFやRAWでも撮影できるうえ、iPhoneらしいノイズが少ない写真に仕上がります。三脚などiPhoneをしっかり固定する装置が必須となるものの、ふつうに撮影するより"エモい"写真に仕上げたければ、ナイトモードを活用してみては?

海上忍 うなかみしのぶ IT/AVコラムニスト。UNIX系OSやスマートフォンに関する連載・著作多数。テクニカルな記事を手がける一方、エントリ層向けの柔らかいコラムも好み執筆する。マイナビニュースでは、「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」のほか、前世紀から続く「(新)OS Xハッキング!」などを連載中。執筆以外では、オーディオ特化型Raspberry Pi向けLinuxディストリビューションの開発に情熱を注いでいる。2012年よりAV機器アワード「VGP」審査員。 この著者の記事一覧はこちら
(海上忍)

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