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カリフォルニアワイン醸造家と飲み比べ! 老舗ブランド「ロバート・モンダヴィ」、注目の新作の味わいは?

マイナビニュース / 2024年7月22日 9時30分

一方、「セントラル・コースト」の方は、ゴールドの色味が少し深め。香りにはピーチやパイナップルのような甘さが感じられ、味わいもよりしっかりはっきりした印象です。今の季節なら、夕暮れ時に、良く冷やして飲んだら絶対に美味しい! という絶品の白ワイン。食事のメニューだけではなく、例えば冷たいバニラアイスや洋ナシのシャーベットなど、夏に食べたいデザートとも相性が良さそうでした。

カベルネ・ソーヴィニヨンも、はっきりと味わいの違いが感じられました!

「プライベート・セレクション ヴィント」の方は、後味がすっきりまろやか。良い意味でクセがなく、少し濃いめの味付けの食事をバランスよく引き立ててくれるような、幅広いメニューに合いそうな味わい。“赤ワインはあんまり……”という方も、この飲みやすさと美味しさにはきっと魅了されるはずです。

一方、「セントラル・コースト」は、よりしっかりとしたコクがあり、華やかな香りの余韻が楽しめます。また、グラスに注いで時間が経つにつれ、さらに味わいが深みを増した印象も。

コーヘルさんも、「ワインだけをじっくり楽しんでいただくのもいいですし、食事に合わせるなら、ローストやグリルしたビーフステーキや赤身肉など、しっかりとしたボリュームのあるメニューが良さそう。また、今回の滞在中に食事をした鉄板焼きのお店のメニューにも合いそうですね」と教えてくれました。

○サステナブルなワイン造りへの取り組みも

ブドウ畑が位置する場所の気候や特性を見極めながら、日々丁寧にブドウを育て、収穫、発酵、熟成させて、と、いくつもの工程を経て造られるワイン。世界規模の気候変動がますます気になる昨今ですが、コーヘルさんとヴィクトリアさんは、「自然環境への配慮やサステナビリティへの取り組みが不可欠」と語ります。

今回、「プライベート・セレクション ヴィント」へのアップデートに合わせ、スクリューキャップが採用されたこともその一つでポイント、と教えてくれました。

木製のコルク栓と比較して、品質の劣化や酸化といったデメリットも解消される上、ボトルもキャップも全て100%リサイクル可能に。もちろん、ボトルを空けやすくなったのも嬉しいですよね。

環境に配慮した取り組みは他にも。例えば、ワイン造りには大量の水が必要ですが、ワイナリーでは万全の衛生管理のもと、使用した水をできるだけリサイクルする仕組みを整備。また、太陽光発電のシステムを導入したり、第三者機関による環境保護などの認証プログラムのもとでワイナリーを運営したりと、カリフォルニアのワイナリー全体で様々な取り組みを行っているそう。

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