1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

缶詰博士の珍缶・美味缶・納得缶 第320回 ホタテのみずみずしさよ! 野菜に混ぜるだけで本格デリになるホタテ缶詰が登場

マイナビニュース / 2024年7月26日 13時9分

画像提供:マイナビニュース

猛暑が続き、火を使う料理がしんどくなってきました。こんな時期こそ缶詰を使った「缶たん料理」がよさそうですが、何か新しいレシピはないですか、博士?

「野菜がたっぷり食べられるデリ風缶たん料理はいかがでしょう。味の決め手はホタテです!」

→これまでのお話はこちら

デリカテッセン風の料理素材

昔からの定番商品がアップデートし、新しい価値をまとって登場してくるのが最近の缶界のトレンドであります。

今回紹介する味の加久の屋「DakeDeli(だけデリ)陸奥湾産ホタテ」缶シリーズもそれで、水煮(塩味)ばかりだったホタテ缶を、デリカテッセン風の料理素材として生まれ変わらせたシロモノであります。

味付けは「マリネ」「ガーリックバター醤油」「ガーリックトマト煮」の3種類あり、どれもホタテの名産地である青森県の陸奥湾産ホタテを使っている。今回は「ガーリックトマト煮」をピックアップしましたぞ。

ホタテは生前のお姿

開缶すると、真っ赤なトマトソースの海にホタテが浸かっている。ホタテは親指の先ほどのサイズで、貝柱の周囲にヒモをなびかせ、きちんと生前のお姿を保っている。数も6粒入りと、予想より多くて嬉しい(数は重さによって変わると思う)。

ホタテの表面に乗っているのはホール状のローズマリーである。ほかにローリエも入っているらしく、鼻を寄せればハーブの香りが豊かだ。

いかにもデリ、つまり洋風料理っぽい出来映えであります。

野菜と合わせる"だけ"

さて、このDakeDeli(だけデリ)缶の真骨頂は、野菜と合わせる"だけ"で"デリ"になるということ。だから名前が「だけデリ」なのだ。

今回ピックアップした「ガーリックトマト煮」の場合、ナスなどの野菜をフライパンで軽く焼き、火を止めたところに缶の中身を混ぜれば料理が缶成するという。

僕はフランパンを使うのが面倒だったので、魚焼きグリルであり合わせの野菜を焼いた。これに缶の中身を混ぜても問題はないはずだ。

ホタテがみずみずしい

かくのごとし。確かに混ぜるだけでデリっぽい出来映えになった。好みで黒コショウを加えたけど、基本的には缶の中身そのままでOKだ。

甘酸っぱいトマトソースはラタトゥイユのような味付けで、軽くニンニクも利いている。

オリジナリティーを缶(感)じるのは、トマトソースにホタテのうまみがたっぷり出ていること。ホタテ自体もプリプリ食感で、みずみずしさがちゃんと残っているのがいい缶(感)じ。

缶詰情報
味の加久の屋/DakeDeli陸奥湾産ホタテ・ガーリックトマト煮 85g 788円
同社の直販サイトなどで購入可

缶詰博士 かんづめはかせ 昭和41年福島県生まれ。公益社団法人・日本缶詰協会認定の「缶詰博士」。世界50カ国以上・数千缶を食している世界一の缶詰通。ひとりでも多くの人に缶詰の魅力を伝えたいと精力的に取材・執筆を行っている。テレビやラジオなどメディア出演多数。著書に「旬缶クッキング」(ビーナイス/春風亭昇太氏共著)、「缶詰博士が選ぶ!『レジェンド缶詰』究極の逸品36」(講談社+α新書)、「安い!早い!だけどとてつもなく旨い!缶たん料理100」(講談社)など多数。初のエッセイ本「缶詰だよ人生は」(本の泉社刊)も絶賛発売中!公式ブログ「缶詰blog」とFacebookファンページも公開中。 この著者の記事一覧はこちら
(缶詰博士)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください