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「業務にAIを取り入れたい」人は8割以上、実際の利用は2割 - Dropboxが調査

マイナビニュース / 2024年7月23日 14時56分

実際にAI導入には至っていない理由は「勤め先で推奨していない、ルールが決まっていないから」が最多で、勤め先で推奨されていないツールを使用することは非常に難しく、業務利用のボトルネックになっていることがわかった。

また、経営者層を含む役職の間ではAIの導入効果を過小評価する傾向が見られ、AIに関する情報が不十分であることのほか、セキュリティへの不安や資金不足などの理由も多く挙がった。AIに関して知識不足のためリスクやコストに意識が向かい、AIの効果を過小評価している可能性がある。

経営者層とそれ以外の役職の間にはAIの業務導入に対する期待に差がみられ、特に魅力的だと感じる点には乖離が見られた。データ発見や情報検索などにAIを取り入れることに賛成した割合は平均で48%。経営者層は特に利用するITツール数が少なく、コラボレーションにおけるストレスや不満を感じにくいことも明らかになった。他の人と協業するツールを全く利用しない人は、経営者層で35%と全役職の中で最も高く、中間管理職と2倍以上の差があった。経営者層にとってはAIツール導入による労働生産性の向上などの利点は実感しづらい可能性がある。

情報管理のツールについて尋ねると、経営者層が他の役職と比べて多かった回答が「紙に印刷したデータや手書きメモ、付せんなど」や「USBやSD カード、CD-Rなどの記録媒体」であった。これらは平均値と比べて大きな差があり、経営者層の業務におけるDX化が進んでいないことが浮き彫りになった。AIの機能を業務で活用し恩恵を受けるためには、まず業務のDXが必要で、特に経営者層のDX化支援がAI導入において重要であると同社は指摘した。
(早川厚志)



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