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水谷豊、“欲も得もない生活”に憧れる中で出会った「辞め際を失う作品」『無用庵隠居修行』第8弾に

マイナビニュース / 2024年7月24日 5時0分

○事前に見ないと「本番で吹き出してしまいます(笑)」

――今回の“バカ殿”のシーンはいかがでしたか?

水谷:本当に毎回、何をやらされるんだろうという感じになってきました(笑)。れいさんはバカ殿の横にいらっしゃって、いかがでしたか?

檀:「今日、水谷さんの扮装チェックあります」と聞いたら、私は必ず見に行くんです。半兵衛様がどんな扮装をされるんだろうと思って。そこで見ておかないと、本番で吹き出してしまいますから(笑)。今回は、「半兵衛様はどこまで行くんだろう…」と思うような楽しいバカ殿でした。お芝居をすると、よりバカ殿に磨きがかかっていて、楽しかったですね。

岸部:見事なバカ殿でした。着替えている時に覗きに行きましたけど、あまりのバカ殿ぶりにもう面白かったです(笑)

水谷:あのカツラ、化粧、衣装が、本当に良い世界を提供してくれるんですね。やらなきゃつまらないし、やりすぎるとまた良くないというところで、ものすごく良い世界を作ってくださるんですよ。ただ、“バカ殿”と言っても歴代でいろいろなバカ殿があったと思うんですよね。

――その中でも歴代最高でしょうか?

水谷:基準が分からないです(笑)。でも、楽しかったですね。

●「早くおばあちゃんになりたい」と思っていた檀れい

――第一線でご活躍される皆さんですが、「隠居生活」に憧れはありますか? それとも、「生涯現役」という思いでしょうか?

水谷:還暦を過ぎた頃に、欲も得もない生活がいいなと思ったことがあったのですが、実はその頃にこの『無用庵』に出会ったんですね。「これはちょうどいいや」と思って、僕も半兵衛と同じような人生をこれからたどるのかな…なんてことを想像しながら、この仕事を続けています。

岸部:僕はもう隠居でもいいような年齢に近づいているので、隠居の雰囲気でこのドラマを楽しんでいます(笑)

檀:私はあまり隠居を考えたことはないんですけど、20代の頃、「早くおばあちゃんになりたい」と思っていました(笑)。縁側でお茶を飲みながら、ぼんやりした生活をしたいなという憧れがありまして、20代から80代ぐらいに一気に飛びたいなって。欲も何もなく、日々時間をゆったり過ごす、そういう生活をしたいなと思っていたんです。

水谷:今はどうですか?

檀:その思いは常にありますね。欲があんまりないんです。

水谷:我々でよければお付き合いしますよ。縁側でお茶を(笑)

○岸部一徳「俳優にとって幸せな現場」

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