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Llama 3.1発表、4050億パラメータの最先端モデル公開「オープンソースAIを主流に」

マイナビニュース / 2024年7月24日 7時22分

ザッカーバーグ氏は「405Bモデルがオープンであるという事実によって、(Llamaが)小規模モデルのファインチューニングや蒸留の最適な選択肢となるだろう」と述べている。

Metaはモデルを公開するだけではなく、広範なエコシステムを成長させるために様々な企業と協力している。 Amazon、Databricks、NVIDIAは、開発者が独自のモデルを微調整し、蒸留するのをサポートするためのサービススイートを立ち上げている。 AI・機械学習のためのハードウェアおよびソフトウェアソリューションを提供するGroqは、クラウド展開向けに低レイテンシ推論を最適化し、Dellはオンプレミスシステム向けに同様の最適化を行なっている。

クローズドモデルの方がコスト効率が良いという指摘に対し、MetaはArtificial Analysisの評価を紹介し、1トークンあたりのコストでLlamaモデルが最も低いとしている。 Llama 3.1 により、開発者は独自のインフラ上で405Bモデルを用いて、ユーザー向けおよびオフラインの推論タスクの両方で、クローズドなモデルを使用する場合のおよそ50%のコストで推論を実行できるとのこと。

Llama 3.1は、MetaのAIアシスタント「Meta AI」で、meta.aiとWhatsAppから利用できるようになり、さらにInstagramとFacebookに展開される。Meta AIのアップデートでは、対応言語に、フランス語、ドイツ語、ヒンディー語、ヒンディー語(ローマ字)、イタリア語、ポルトガル語、スペイン語が追加され、利用できる国・地域が22カ国に拡大する。

Metaは、音声AI機能としてスマートグラス「Ray-Ban | Meta Smart Glasses」にMeta AIを実装しているが、VRヘッドセットMeta Questにも導入する計画で、8月に米国とカナダで試験的機能提供を開始する。ユーザーは、パススルーモードで見える現実世界のものについて質問したり、VR環境で視聴しているコンテンツに関して会話したり、またはコンテンツの再生や天気予報の確認など音声コマンドとして利用できるようになる。
(Yoichi Yamashita)



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