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教員になりたいと思った理由、1位は? - 「子どもが好き」は2位

マイナビニュース / 2024年7月25日 9時30分

画像提供:マイナビニュース

ジブラルタ生命保険は「教員の意識に関する調査2024」の結果を、2024年7月12日に発表した。調査は2024年5月23日〜6月10日の期間、20歳~69歳の教員(小学校・中学校・高等学校・特別支援学校)2,000名を対象にインターネットにて実施したもの。

教員になりたいと思った理由に対し、最も多かったのは「教えることが好きだから」(41.9%)。次いで、「子どもが好きだから」(32.4%)、「収入が安定しているから」(28.5%)、「尊敬する教員・憧れる教員に出会ったから」(26.9%)、「クラブ・部活の指導をしたいから」(13.6%)と続いた。

男女別にみると、「クラブ・部活の指導をしたいから」(男性18.1%、女性4.7%)は女性と比べて男性のほうが10ポイント以上高く、「子どもが好きだから」(男性28.6%、女性 39.7%)は男性と比べて女性のほうが10ポイント以上高いことが明らかに。

自身の教員生活の充実度を点数で表すと何点になるか尋ねたところ、トップの「80点台」(27.6%)に次いで、「70点台」(15.4%)、「90点台」(13.3%)、「50点台」(12.2%)と続き、平均は69.1点との結果だった。

男女別にみると、充実度の平均は男女ともに60代(男性74.9点、女性84.0点)が最高に。また、女性では年代が上がるにつれ充実度の平均が高くなる傾向がみられ、60代では84.0点と、女性の全体(67.1点)と比べて16.9点高くなることが判明した。

教員としててやりがいを感じることを尋ねると、最も多かったのは「児童・生徒の成長が感じられたとき」(63.8%)で、次いで「児童・生徒の笑顔をみたとき」(50.8%)、「児童・生徒と感動を分かち合えたとき」(47.5%)、「保護者からお礼・感謝されたとき」(41.0%)と続いた。

男女別では、ほとんどの項目において女性が男性の回答を上回る傾向がみられ、特に「児童・生徒の笑顔をみたとき」が60.1%と、男性(46.1%)と比べて10ポイント以上高くなった。

理想の教員像を尋ねたところ、トップの「授業がわかりやすい」(59.1%)に次いで、「児童・生徒のやる気を引き出している」(54.3%)、「児童・生徒とのコミュニケーションが上手」(48.9%)、「児童・生徒の変化にすぐ気づく」(48.6%)と続いた。

自身の仕事について、どのようなキャリア目標(仕事上の最終的な目標地点)を思い描いているかと尋ねたところ、最も多かったのは「定年退職を迎えるまで教育現場で働く」(35.1%)だった。次いで「担当教科のスペシャリストになる」(19.7%)、「校長・教頭になる」(5.2%)と続き、年代別にみると、20代のトップは「担当教科のスペシャリストになる」(23.4%)だった。

自身が思い描くキャリア目標を実現する上で苦労していることに対し、多忙を極める教育現場の実状や、教員生活で感じている課題・ストレスがかいま見える回答が寄せられた。

定年退職を迎えるまで教育現場で働くを目標に挙げた人では、「日々の忙しさ」「日々の業務での疲労困ぱい」「健康管理」、担当教科のスペシャリストになるを目標に挙げた人では「教材研究に時間が割けない」「指導法のブラッシュアップ」など、各項目において苦労している声があがった。
(MN ワーク&ライフ編集部)

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