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クアリトリクス、日本に1億ドル超投資 - CEOが狙いを説明

マイナビニュース / 2024年7月24日 16時5分

次世代プラットフォーム「XM/os2」の新機能として、アンケートデータ以外の間接的フィードバック収集・分析機能、日本語自然言語解析(NLP) 機能強化、VTT (Voice to Text)の日本語版はリリースに向けて、順調に進んでいるという。

熊代氏は、新機能として、コールセンターの話した内容をテキスト化して感情を読み取るなど、感情データの取り扱いを強化していると説明した。

顧客の支援サービスとしては、収集したエクスペリエンスデータをビジネスで活用するためのアドバイザリーサービスを強化したほか、CXデータ・EXデータの相関分析サービスの提供を開始した。

また。パートナーシップに関しては、アドバイザリー、プラットフォームパートナーとの協業を進めているという。

熊代氏は、国内における投資について、「AIに投資し、日本市場でのサポートを強化し、新たな製品を提供していく」と語っていた。
開発が進められている「Qualtrics Assist」の新機能

続いて、クアルトリクス XM ストラテジー シニアディレクターの久崎智子氏が、同社のAI機能「Qualtrics AI」、生成AIエージェント「Qualtrics Assist」について、説明した。「Qualtrics Assist」は今年5月に開催された年次イベントで発表され、XM/osに組み込まれている。

久崎氏は、Qualtrics AIが、XMに特化したAIシステムであり、顧客、従業員、見込み客それぞれに最適化されたアプローチで対応できるよう独自の設計がなされていると説明した。

「Qualtrics Assist」は、プロンプトを介して回答を提供するが、久崎氏は、セキュリティ、信頼性、倫理性が担保されていることを強調していた。同氏は、開発が進められている「Qualtrics Assist」の機能として、「インタラクティブダッシュボード」と「会話型フィードバック」を紹介した。

「インタラクティブダッシュボード」は、ユースケース固有のモデルで微調整された動的なAI分析を活用して、専門的な分析スキルを必要とせずに、明確で実行可能な推奨事項に瞬時に変換する。これにより、データの専門家だけでなく、すべてのチームメンバーが洞察を引き出せるようにする。

「会話型フィードバック」は、ユーザーの入力に動的に適応するフォローアップの質問により、重要なコンテキストの階層を明らかにし、重要なものを見逃さないようにする。これによりユーザーの回答率を向上して、満足度を向上させて解約と離職の減少につなげる。
(今林敏子)



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