26卒の企業選びで文系学生は「なりたい職種」、理系学生は「給料」を重視する結果に

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ONE CAREERを運営するワンキャリアは7月24日、2026年卒の学生向けに就職活動に関する調査を実施した。同調査は、5月31日〜6月5日の期間に2026年卒の大学生586人を対象に実施されたもの。
○インターンシップに向け84.3%が「逆求人サイトに登録している」

インターンシップ情報の収集や企業選びでスカウトサービス(逆求人サイト)を登録しているかを尋ねたところ、84.3%が「登録している」と回答した。

スカウトを開封する上で最も重視している点は「興味のある業界・企業からスカウトが来ているか」(47.2%)で1位。

次いで「プロフィール内容(ガクチカ・活動実績)を見た上で送信しているとわかるか」(16.6%)、「スカウト限定フロー(面談案内や選考直結など)であるか」(15.6%)となり、自分を理解して書かれた、次のステップへ進める特別なスカウトであるかが開封の鍵となっていることが分かった。

○文系学生・理系学生が企業選びで重視する点

文系学生・理系学生が企業選びで重視する点について、ともに「ワークライフバランスが確保できる」が1位となり、文系(18.8%)の方が理系(12.6%)よりも重視していることが分かった。

その他に両者の間で特徴が表れた項目を見ると、文系学生で2位となった「自分のなりたい職種である」(10.3%)が理系では5位(9.5%)に、文系学生で6位となった「給料が高い」(7.6%)が理系では2位(10.7%)となっている。

○東京圏の方が「給料の高さ」をより重視

企業選びの軸について、東京圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)在住の学生と地方在住の学生を比較したところ、東京圏の方が「給料の高さ」をより重視していることが分かった。他にも、「ワークライフバランスが確保できる」「社会の課題を解決できる」が地方よりも高い結果となった。

一方で地方在住の学生は「企業内の雰囲気がよい」ことを東京圏の学生よりも重視しており、次いで「自分の成長が期待できる」「企業の福利厚生が手厚い」の順となっている。
（森歩美）