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パリ五輪競技「バスケットボール」に高注目度 地上波放送の視聴質データから傾向分析

マイナビニュース / 2024年7月26日 6時0分

この大会で、最終的に男子は決勝まで駒を進め、見事に主要世界大会で47年ぶりとなる銀メダルを獲得。エースの石川祐希選手が大会前から言っていた「決勝に行くことがパリオリンピックで金メダルを獲得するうえで非常に重要」の宣言通り、まさに有言実行の結果となった。1972年以来のメダル獲得を目指す、本大会への期待も一層高まりを見せている。

パリオリンピックでは、男子は石川祐希選手や西田有志選手、女子は古賀紗理那選手や石川真佑選手らが中心となって戦う。彼らの活躍が、注目度にも大きな影響を及ぼすと予想される。

●視聴率でバスケ&バレーを上回る男子サッカー

サッカー日本代表は、2026年FIFAワールドカップ北中米大会アジア2次予選で、両試合とも「5-0」で勝利し、史上初の無失点&全勝で2次予選を完全制覇。この歴史的快挙が視聴者の心をつかんだ。すでに最終予選進出を決めている中でも手を緩めない姿勢が、幅広い層の関心を集めたと言える。

これは視聴率にも反映されており、6月6日のミャンマー戦は世帯視聴率9.6%とバスケットボール、バレーボールの試合を上回る結果を残した。また、6月11日のシリア戦では、男性の注目度が64.8%と今回の分析で最も高い数値となった。サッカーは男女の注目度の差が他競技より大きく、男性からの支持の高さが顕著であることが分かった。

パリオリンピックのサッカー競技は、開会式に先駆けて2日前から熱戦の火蓋が切られ、パラグアイ戦で「5-0」と幸先の良いスタートに。男子日本代表は、1968年メキシコ大会以来となる待望のメダル獲得を目指している。大岩剛監督のもと、攻守で攻撃的なプレースタイルを掲げ、U23アジア・カップでの優勝という勢いそのままに、パリの舞台に挑む。注目すべきは、オーバーエージ(OA)枠を使用せず、23歳以下の若手のみで戦う日本の挑戦。将来を担う若き才能たちの躍動に、期待が高まる。

一方、女子日本代表(なでしこジャパン)は、2012年ロンドン大会以来のメダル獲得を狙う。池田太監督率いるチームは、昨年のワールドカップで優勝したスペインを撃破するなど、その実力は世界が認めるところ。長谷川唯選手、長野風花選手ら海外組を中心に、10代の新星たちも台頭し、層の厚さも魅力だ。

中2日での試合が続く過酷な日程の中、18人という限られたメンバーでの戦いは、まさに総力戦。選手層の厚さと戦略眼が問われる中、日本代表がどのような戦いを見せるのか。パリの熱い夏に、新たなドラマが生まれることだろう。

REVISIO 独自開発した人体認識センサー搭載の調査機器を一般家庭のテレビに設置し、「テレビの前にいる人は誰で、その人が画面をきちんと見ているか」がわかる視聴データを取得。広告主・広告会社・放送局など国内累計200社以上のクライアントに視聴分析サービスを提供している。本記事で使用した指標「注目度」は、テレビの前にいる人のうち、画面に視線を向けていた人の割合を表したもので、シーンにくぎづけになっている度合いを示す。 この著者の記事一覧はこちら
(REVISIO)



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