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今知りたい、卵子凍結の”リアル” 第3回 卵子凍結 #リアル体験談

マイナビニュース / 2024年8月10日 10時30分

採卵までの過程では、ホルモン剤を使用することで、ノゾミさんのように感情のコントロールに苦しむ場合もあります。ですが、将来に可能性を残せたことで気持ちの面で前向きな変化がもたらされたのは素晴らしいことですね。
■ヒトミさん(30代前半)

ヒトミさんには、検討中の方に向けて「体験者となって感じた苦労や世の中に足りないと思うこと」についてお話を伺いました。

Q. 卵子凍結をしてみて、大変だったことは?

初診から採卵までの間に集中して何度か通院しないといけないのですが、働きながらだったのでそこが大変でした。私の職場はわりと時間の使い方が自由なので、融通をきかせることができましたが、出社が必須だったりスケジュールをオープンにしたりする必要がある職場の場合は通院のハードルが高い気がしました。

Q. どうしたらもっと一般的になる?

卵子凍結自体は知っているけど、「高そう」とか「怖い」というなんとなくのイメージしか持てていない人が多いように感じます。なので、具体的な費用感とか、どういう流れで行われるのかというように、中身をもっと知ることで広がっていくのではないかと思います。

Q. 今、迷っている人に伝えたいことは?

キャリアを優先したいので、今は子どもをほしいと思っていませんが、10年後気持ちが変わっているかもしれないと思って決めました。今迷っている人がいたら、将来のキャリアを広げるためにいい手段だということを伝えたいです。

ヒトミさんのように「今、子供はほしくない」と思っている方や、「子供がほしいか分からない」と考えている方にとって、卵子凍結は"将来への保険"とも言えますね。
■まとめ

さまざまな背景がありますが、身体への負担や感情の変化と向き合ったり、卵子の成熟具合によってスケジュールの調整が必要だったりするので、そういった場合も考慮して検討する必要があります。

次回は、近年加速する企業の福利厚生導入の背景に迫ります。

卵子凍結UPDATES 平井 優 らんしとうけつあっぷでーつ ひらいゆう セルソースのマーケティング部所属。神奈川生まれの神奈川育ち。幼少期から読書と文章を書くことが好きでライターの道へ。美容、健康、金融など様々な領域での執筆経験あり。現在はオウンドメディア「卵子凍結UPDATES」にて取材記事やコラムを執筆し、卵子凍結や女性特有の身体の不調や悩みについて、啓発活動をしている。海と山が好き。 この著者の記事一覧はこちら
(卵子凍結UPDATES 平井 優)



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