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高木豊、ヤクルト村上の打撃に抱く印象明かす「今はもう…」

マイナビニュース / 2024年7月27日 17時30分

画像提供:マイナビニュース

元プロ野球選手で野球解説者の高木豊氏が22日、YouTubeチャンネル『高木 豊 Takagi Yutaka』で公開された動画「【好調打者との差!!】ここまでの不調の要因は? 今季不調の打者とDeNAの打者陣は何が違うのか?? 高木が考える不調打者との違いについて語ります!」に出演。今シーズンのヤクルト・村上宗隆について語った。

○村上宗隆の現在の打撃に抱く印象

今シーズンは前半を終了した時点で、87試合で打率.241、17本塁打、42打点という成績だった村上。三冠王を獲得した一昨年に比べると物足りない数字となっているが、そんな村上について高木氏は「三冠王を獲った翌年には、それ以上の衝撃を受けてる大谷と出会った」と、WBCでともに戦った大谷翔平に大きな影響を受けたと振り返る。

さらに、「(大谷の)トレーニング方法を取り入れてやったけど、自分には合わないというところから、堂々巡りが始まった」と続け、「ここらへんはもう一回、技術の構築をしないと無理だな。一旦解き放とうとしたから、自分が持っている技術を。大谷のようになるために。自分を見失ったということはある」と持論を展開。現在の打撃については「今はもうセンスでしか打っていない」といい、「(大谷のトレーニングを取り入れた代償は)村上にとっては大きかったかもな」と述べて、この話題を締めくくっていた。

【編集部MEMO】
横浜大洋ホエールズ、横浜ベイスターズ、日本ハムファイターズなどで活躍した高木豊氏。1985年、当時の監督である近藤貞雄さんの発案で、加藤博一さん、屋鋪要氏、高木氏というチームの俊足打者が1番、2番、3番と並ぶ「スーパーカートリオ」を結成したことでも知られる。現役引退後は、アテネオリンピック日本代表内野守備・走塁コーチや横浜DeNAベイスターズのヘッドコーチなどを務めた。YouTubeチャンネル『高木豊 Takagi Yutaka』では、野球界ニュースの解説やゲストを招いた対談動画が公開されており、ダルビッシュ有がゲストとして登場した動画「【遂に登場!!】ダルビッシュ有が見た『大谷翔平』と『佐々木朗希』の可能性とダルビッシュの“人間力”」は300万回を超える再生数を記録している。
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