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コスモ石油ら、サービスステーション屋根やタンク壁面にフィルム型太陽電池設置へ - 実証実験開始

マイナビニュース / 2024年8月1日 14時59分

画像提供:マイナビニュース

コスモ石油、積水化学工業、朝日エティックの3社は7月18日、フィルム型ペロブスカイト太陽電池をサービスステーション屋根および事業所のタンク壁面に設置するための共同実証実験を開始した。場所はコスモ石油中央研究所(埼玉県幸手市)および朝日エティック東京工場(埼玉県加須市)だ。

○1.実証の背景・目的

2050年カーボンニュートラルに向けて再生可能エネルギー(以下、再エネ)の導入拡大が求められており、太陽光発電はその主力電源とされているが、日本は平地面積が少なく、従来のシリコン系太陽電池では適地が限られることが課題となっている。

一方、フィルム型ペロブスカイト太陽電池には軽量で柔軟という特徴があり、従来は設置が難しかった場所にも適用できる可能性が増すことから、再エネ導入量を拡大できる有力な選択肢として期待されている。

今回の実証では、積水化学が製造するフィルム型ペロブスカイト太陽電池を、朝日エティックの設置・施工技術を用いて、コスモエネルギーグループが運営するサービスステーション屋根や事業所のタンク壁面などに設置して検証を行う。

実証で得られた結果を全国の耐荷重が少ない屋根や垂直曲面設備などにも展開することで、ペロブスカイト太陽電池を用いた再エネ導入の拡大とカーボンニュートラルへの貢献を目指していくという。

○(1)タンク壁面設置を想定した実証実験

設置場所:コスモ石油中央研究所のタンク壁面
実証期間:2024年7月からの1年間を予定
実証内容:事業所のタンク壁面を想定した垂直曲面設備への設置・施工方法の検証と発電データの測定

○(2)サービスステーション屋根設置を想定した実証実験

設置場所:朝日エティック東京工場のモデルサービスステーション屋根
実証期間:2024年7月からの1年間を予定
実証内容:サービスステーション屋根を想定した耐荷重の小さい屋根への設置・施工方法の検証と発電データの測定
(エボル)

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