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『新宿野戦病院』レジェンド・河毛俊作監督がドラマのトレンドに抗ってもこだわる「エンディング映像」

マイナビニュース / 2024年7月31日 6時0分

●今後の展開は「話がスケールアップしていく」
物語もいよいよ後半戦。今後の見どころについては、「たぶんみなさんがご想像なされるより大きな話になっていくと思います」と予告し、「やっぱり宮藤さんのいいところはコメディでありながら、社会性を正しく掘り下げていくというところがあると思うので、もちろんエンタテインメントではあるんだけど、話がスケールアップして、どんどん面白くなっていくと思いますよ」と自信をのぞかせる。

きょう31日に放送される第5話は、1話と2話に続いて河毛監督の演出回。「話がスケールアップしていく」と言う通り、かなり社会性のある物語に舵を切っており、これまでとは一味違った視聴後感を味わえるだろう。

河毛監督は今でもテレビドラマが大好きで、多くの海外ドラマも視聴しており、日本のドラマでまだ描けていない“ハード”な作品にも挑戦していきたいと教えてくれた。テレビドラマへの情熱を絶やさない河毛監督と、さらに深みが増してきた宮藤官九郎氏の脚本が織りなす、この夏どの作品よりも濃くて熱いドラマが最後まで楽しみだ。

●河毛俊作1952年生まれ、東京都出身。慶応義塾大学卒業後、76年フジテレビジョンに入社。『君の瞳をタイホする!』『抱きしめたい!』『沙粧妙子-最後の事件-』『ギフト』『きらきらひかる』『ナニワ金融道』『タブロイド』『救命病棟24(第4シリーズ)』『松本清張 砂の器』といった同局のドラマの演出ほか、WOWOWの『パンドラ』シリーズ、映画『星になった少年』『仕掛人・藤枝梅安』などの作品で監督を務める。

「テレビ視聴しつ」室長・大石庸平 おおいしようへい テレビの“視聴質”を独自に調査している「テレビ視聴しつ」(株式会社eight)の室長。雑誌やウェブなどにコラムを展開している。特にテレビドラマの脚本家や監督、音楽など、制作スタッフに着目したレポートを執筆しており、独自のマニアックな視点で、スタッフへのインタビューも行っている。 この著者の記事一覧はこちら
(「テレビ視聴しつ」室長・大石庸平)



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