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多部未華子、母になり喜び増す 仕事との両立で目まぐるしい日々も「飽きやすい性格に合っている」

マイナビニュース / 2024年7月29日 7時0分

2002年に女優デビューしてから22年活動を続けている多部。今の仕事に対する思いを尋ねると、「今は育児と仕事をバランスよくやろうと心に決めていて、うまくバランスをとれるように頑張っている最中です」と答えた。

「昔はずっと働いていましたが、今はそういうわけにもいかないので、仕事をしている時間が本当に貴重な時間だと思うようになって、よりありがたさを知ったというか、より楽しもうと思うようにもなりました。昔より疲れたなと思うこともありますが、それすらも貴重に感じて。物理的に時間が限られてきて、考え方が変わった気がします」

母親になったことは俳優業にもプラスになっていると感じているそうで、「人生経験が役者の表現につながる部分があると思うので、家族ができたことだけでなく、プライベートで起こったいろんな出来事や感情すべてが生かせる仕事だなと思います」と語った。

これまでの大きな転機を尋ねると、「節目の時に何かしようと思う性格なんです」と言い、「20歳の時に一人暮らしを始めて、30歳の時に結婚したいと思い、40歳で何を思うんだろうと今思いました(笑)。何か思いそうですよね。一軒家を建てるとかかな? 全くわからないですけど、何かあると思います」と笑顔を見せる。

●30代になって芽生えた自立願望 社会の仕組みを勉強中

また、自立して生きていきたいという思いが30代になって芽生えたと語る。

「私は本当に甘えて生きてきて、困ったことがあっても『お願い!』と言えば誰かがやってくれるという環境にいて、それも1つの生きる術だと思いますが、自分で地に足をつけることも大事だと30代で知りました。35歳にして何も知らない自分に焦りを感じたのだと思います。30代は人生においての学びの10年間だと思っているので、10年スパンでいろんなことを学んでいけたら」

具体的にどんなことを学びたいのか尋ねると、「社会の仕組み」全般だと回答。

「生きるために必要な国のルールみたいなことを何も知らずに生きてきてしまって。今も人に任せていることもありますが、理解した上で人に任せるのと、理解せずに人に任せるのは違うなと、身に染みて感じています。いろいろなことを学んでいくと自分の愚かさにどんどん気づいていき、知らない自分がいけなかったんだということが日々起こっています」

そして、「今は本当に学びの日々です」と続け、今年学んだことを尋ねると、「いっぱいあります。パソコンも苦手で、Excelの使い方やファイルの見方や、サーバーがどうとか、いろんなことを学んでいる最中です」と語った。

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