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au・KDDIグループ、カスタマーハラスメントに対する基本方針を策定

マイナビニュース / 2024年7月29日 17時34分

画像提供:マイナビニュース

KDDIは7月29日、グループ人権方針の中で掲げる重要人権課題「安全で働きやすい労働環境の整備」に対する取り組みを強化するため、「KDDIグループカスタマーハラスメントに対する方針」を策定したと発表。この方針では、厚生労働省「カスタマーハラスメント対策企業マニュアル」に基づきカスタマーハラスメントに該当する行為を定義した。

同社は「お客さまに一番身近に感じてもらえる会社」を目指し、さまざまな接点で寄せられる意見や要望を大切にしているという。しかしその一方で、電話対応を行う「お客さまセンター」や実店舗の「au Style / auショップ」、企業での法人対応などの一部で、暴言や過剰な要求といった社会通念から逸脱した行為が見受けられるそうだ。

これに対し同社は、従業員の心身の健康と安全を守ることがユーザーの期待に応え今後のより良いサービス・商品を提供するために重要だとして、カスタマーハラスメントに該当する行為に対しては毅然とした対応を講じる方針。ユーザーと従業員の双方を大切にする環境づくりに取り組むとしている。

○KDDIグループ カスタマーハラスメントに対する基本方針

はじめに
私たち、KDDIグループ(以下 当社グループ)は、「お客さまの信頼に応えるサービスの提供」を行動指針とし、また、「お客さまに一番身近に感じてもらえる会社」を目指しております。
当社グループは、お客さまから頂戴する貴重なご意見やご要望を真摯に受け止め、お客さまにご満足いただけるサービス・商品の提供に取り組んでいます。その中で、一部ではございますが、当社グループおよび委託先企業の従業員(以下 従業員など)に対する暴言や不当な要求などが見受けられる実情を踏まえ、従業員などの人権を尊重し、従業員などの安全な就業環境を確保することが重要であると捉え、当社グループは、「KDDIグループカスタマーハラスメントに対する方針」を策定いたしました。
カスタマーハラスメントに適切に対応することが、引き続きお客さまの期待に応え、よりよいサービス・商品を提供するためにも重要であると考えておりますので、皆様のご理解・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

当社グループのカスタマーハラスメントの定義
当社グループにおいては、厚生労働省による「カスタマーハラスメント対策企業マニュアル」を参考に、従業員などに対するお客さまからのクレーム・言動のうち、「当該クレーム・言動の要求内容の妥当性に照らして、当該要求を実現するための手段・態様が社会通念上不相当なものであって、当該手段・態様により、従業員などの就業環境が害されるもの」を「カスタマーハラスメント」と定義いたします。

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