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「なんでもかんでも自己研鑽」休憩時間中も実質待機状態!? 医師の休憩に関するアンケート結果を公表

マイナビニュース / 2024年7月30日 16時40分

画像提供:マイナビニュース

医師向けのキャリア支援サービスなどを提供しているメディウェルは、「医師の休憩」に関してアンケート調査を実施しその結果を発表した。

同調査は2024年4月23日~4月30日、メディウェル医師会員1802人を対象にインターネットで実施した。

医師が実際に取れている休憩時間は「60分未満が7割」と、所定の休憩時間に足りていない状況だということが明らかになった。

また、医師の休憩時の状況として、8割以上がPHSありの実質待機時間だということがわかった。

労働と自己研鑽の扱いに関するルールが「設定されている」は3割弱と設定されていない人の方が多いという結果になった。

主たる勤務先での宿日直許可について「取得している」が過半数となった。

また宿日直許可の対象の当直・日直での実際の対応は「管理当直+救急対応」が6割以上ということが明らかに。

自己研鑽に関してのコメントを紹介する。

・なんでもかんでも自己研鑽で片づけられる (40代男性、神経内科)

・時間外の多くは自己研鑽として提出しなければならず、時間外がつけにくくなった (30代女性、乳腺外科)

・労働が自己研鑽と言い換えられ、病院や行政にとって都合のいいシステムになっている。自己研鑽も時間外勤務とすべきである。 (30代男性、形成外科)

宿日直許可に関してのコメントを紹介する。

・2024年4月から、当直はねれるからと休息扱い。それなのに救急車を絶対断るなと言う。なんなんだ。 (40代男性、整形外科)

・救急は積極的にとるようにといわれているが宿直扱い。処置や病棟急変もおおいが記録しても上司が消去して提出している (30代女性、消化器内科)

・十分な休息なんて夜間に取れたことは一度もない (60代男性、小児科)
(花音)

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