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Microsoftストアのアプリをオフラインでインストールする機能、WinGet 1.8で登場

マイナビニュース / 2024年8月1日 15時47分

画像提供:マイナビニュース

Microsoftは7月29日(米国時間)、「 Use WinGet 1.8 to download Microsoft Store apps |Windows IT Pro Blog」において、WinGet 1.8を使用してMicrosoft Storeアプリをインストールする方法を紹介した。

○WinGetとは?

WinGetはWindows 10およびWindows 11デバイスにアプリケーションをインストールし、管理するためのWindowsパッケージマネージャー用のコマンドラインツール。さまざまなソースがサポートされており、アプリケーションのインストールや更新プロセスを自動化したり、新しいアプリを検索したりできるようになっている。

WinGetのダウンロード機能(WinGet Download)は、Microsoft Storeアプリケーションをダウンロードして、ネットワーク内の他のデバイスにオフラインで配布する機能を提供する。この機能はMicrosoft Store for Businessのエンタープライズオフライン機能に代わるものとされている。

○WinGet 1.8を使用してMicrosoft Storeアプリをインストールする

WinGetを使用してMicrosoft Storeアプリをダウンロードするには、デバイスに最新バージョンのWinGetがインストールされている必要がある。PowerShellまたはコマンドプロンプトで「winget --version」コマンドを実行すると、WinGetのバージョンを確認できる。WinGetのバージョンが古い場合は、「最新のインストーラーをダウンロード」もしくは「winget upgrade wingetコマンドを実行」により、Microsoft Storeから更新することで最新バージョンにアップデートできる。

Microsoft Storeアプリをダウンロードするには、winget downloadコマンドを使用する。例えば、「winget download Calculator -s msstore」コマンドを実行すると、Microsoft Storeから電卓アプリがダウンロードされる。この操作によりダウンロードフォルダに新たなフォルダが作成され、そこにダウンロードしたアプリパッケージが保存される。その後アプリパッケージを別のデバイスにコピーし、PowerShellのAdd-AppxPackageコマンドレットを使用することでオフライン環境でもインストールできる。

WinGet 1.8とその機能の詳細は、次のドキュメントにまとめられている。

Windows パッケージ マネージャー | Microsoft Learn
winget ツールを使用したアプリケーションのインストールと管理 | Microsoft Learn

WinGet 1.8を利用することでITプロフェッショナルはネットワーク環境に依存せず、必要なMicrosoft Storeアプリを効率的に管理および配布することができる。
(杉山貴章)

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