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iPadを買うならどれがおすすめ? iPadの賢い見極め方[カメラ編] - iPadパソコン化講座

マイナビニュース / 2024年8月5日 11時15分

画像提供:マイナビニュース

決して安価とは言えない今のiPadシリーズを購入する際に、どのようなポイントをチェックすべきか。これまでの記事ではチップとディスプレイについて解説してきましたが、第3回目となる今回はiPadのカメラに関する購入時の見極めポイントを見ていきましょう。
○基本仕様が似通ったiPadのカメラ

iPadシリーズには、iPhone同様に本体の背面と前面にカメラが搭載されています。

まず、通常の写真や動画撮影に利用する背面のカメラ(以下、バックカメラ)の仕様に関しては、iPad Pro(M4)、iPad Air(M2)、iPad(第10世代)、iPad mini(第6世代)のいずれのモデルでも仕様は大きく変わりません。

搭載されているのは「12MP広角カメラ」で、f1.8の絞り値、5枚構成のレンズ、最大5倍のデジタルズーム、パノラマ最大63MP、Focus Picxelsを使ったオートフォーカスといったカメラの基本仕様も同じです。写真や動画の撮影はiPadではなく、iPhoneなどのスマートフォンで行うのがほとんどの人はモデル間の差はあまり気にすることはないでしょう。

ただし、一方でiPadでも頻繁に撮影をしたり、少しでも良い画質を求めたりする場合は、細かな仕様の違いをチェックすべきです。中でも画質を重視する場合は、sRGBよりも25%広い色域(P3)で撮影可能なiPad以外のモデルを選ぶのがベストです。また、iPad Proは唯一サファイアクリスタル製カバーを搭載しているので、特に外出先で使用する際にレンズを保護できます。

さらにiPad ProとiPad Airは、異なる露出の写真のベストな部分を1枚の写真に合成する機能「スマートHDR」の最新版(4)に対応し、写真全体の明るさやディテールがより高品質に再現されます。そのほか、夜間撮影することが多い場合は、フラッシュ強度や色バランスを自動的に調節するTrue Toneフラッシュの有無、高度な赤目補正にも目を向けましょう。

なお、ビデオ撮影に関しては、すべてのモデルで4Kビデオ撮影や1080p HDビデオ撮影が可能です。唯一iPad Proだけが最大4K、30fps(または60fps)のProResビデオ撮影が可能になっています。Appleが開発したProResは高い色忠実度と低い圧縮率が特徴とする、プロの映像制作にも利用される高品質なビデオフォーマットです。

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