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exaBase 生成AI、日本マイクロソフトと連携しGPT-4oを国内リージョンで提供開始

マイナビニュース / 2024年7月31日 9時47分

画像提供:マイナビニュース

エクサウィザーズのグループ会社であるExa Enterprise AIは7月31日、日本マイクロソフトと連携して、GPT-4oにおいてもMicrosoft Azure 東日本リージョンでの利用を開始し、Azure OpenAI Service PTU(プロビジョニング スループット ユニット)に対応することを発表した。

○Azure OpenAI Service PTUに対応し高速にGPT-4oを利用可能に

これまでexaBase 生成AIはGPT-4oの利用申込みをしたユーザーに対して、海外リージョンでの提供を行っていた。今回、日本マイクロソフトと連携しAzure OpenAI Service PTUに対応することで、国内リージョンでの提供が可能となる。データ処理を国内で完了することで、データのコンプライアンスにも配慮しながら、業務における個人情報や機密情報を用いた文書の作成、情報の処理がしやすくなるという。

また、PTUにより処理リソースの占有的な利用が可能となることで、応答速度の向上とさらなる安定稼働の実現が見込める。高速なレスポンスや高い可用性が求められる用途での利用を促進するとのことだ。なお、追加のコストなしで現在のGPT-4oと同じ従量料金で利用可能。
○GPT-4o対応開始の背景

2024年5月13日に発表されたGPT-4oは、米OpenAIが提供するGPTシリーズの中でも精度とスピードが高く、画像を読み込んで認識や分析が可能。今後のユースケースの拡大が期待される。しかし日本国内リージョンでは一般提供されていないため、生成AIを利用する際に課題となるセキュリティやコンプライアンス面での懸念から、利用を控える企業も多いという。

Exa Enterprise AIが2023年6月に有料サービスを提供開始したexaBase 生成AIは、法人が生成AIを利用する際に課題となっているセキュリティやコンプライアンス面に配慮して開発を進めているとしている。管理者側での利用状況の把握や、禁止ワードの登録などにも対応。

また、各ユーザーが生成AIの利用でどの程度の生産性を向上させたかを推定しており、グラフ形式で確認できる。さらに、生成AIを自社独自のデータを基にした活用も可能。利用者や管理者が自社独自のファイルをアップロードした上で、その内容を基にして対話・生成できる機能も備える。
(熊谷知泰)

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