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軽い力でなめらかに動く「COFO無重力モニターアームPro」を使ってみた

マイナビニュース / 2024年7月31日 11時54分

アーム部分の組み立ては下段から順に積み上げていくだけ。まずは1段目(下側)の部品を台座に差し込んで側面にあるネジを締め、2段目(上側)も同様に取り付けます。このとき、ネジの締め具合が回転動作の重さに直結するので、好みに合わせて調節しておきましょう。

最後はモニターをアームに取り付けます。75×75mm(VESA75)または100×100mm(VESA100)のVESA穴があるモニターに対応しており、対応ディスプレイサイズは17~40インチ、耐荷重は2.5~14kgとしています。今回は24インチの「Xiaomi モニター A24i」を2枚設置してみました。

COFO無重力モニターアームProはアーム先端のVESAマウント部分をワンタッチで着脱できるクイックリリース構造となっているため、モニターにマウントパーツをネジ止めしてからアームの先端に差し込み、レバーをスライドしてロックすれば設置完了です。

筆者はエルゴトロンなどの競合製品を使用していたこともありますが、ここが分離できない製品だと、モニターを伏せて置いた状態でアームを持ちながらネジ止めし、モニター本体とアームがくっついた状態で持ち上げて、デスクに立てておいた支柱に差し込む……という流れになるので、1人で組み立てようとするとけっこう大変です。特に、32インチを超えるような大きなモニターを設置する場合にはかなり助かる仕様だと思います。
“無重力”感覚のなめらかな動きが最大の魅力

実際に使ってみた印象としては、やはり触れ込み通りなめらかな動作が好印象でした。アームの関節を軸とした回転操作はもちろん、あまり関節の動きを意識せずモニターを横に移動させるような動かし方をしてみても、ストレスなくスムーズに位置を決められます。それでいて安定性とも両立できており、ダブルメカニカルスプリング式の実力を感じました。

縦方向の位置調整はモニターアームの保持力を調整することで可能です。一般的には六角レンチなどを使って調整する製品が多いのですが、本製品はアームの後端にあるダイヤルを手で回すだけで保持力を変えられるため、手軽に調整しやすいです。

また、冒頭の写真ではデュアルディスプレイの片方を縦向きにしてみましたが、このような回転操作もスムーズでした。

今回は1つの台座から2本のアームが伸びるデュアルタイプを試用しましたが、2本の支柱の位置が近く、24インチ程度の画面サイズですき間なく並べようとするとデスクの後方にアームが突き出す形になるため、デュアルディスプレイであっても「小さめの画面サイズ」で「デスクをなるべく壁際に寄せたい」場合はシングルタイプを2本買った方が便利な場合もありそうです。

一方で、大画面を2枚並べる場合なら、スマートに設置できるデュアルタイプはやはり魅力的。また、ノートPC+外部ディスプレイ1枚のパターンも、あえてデュアルタイプをおすすめしたいところです。というのも、ノートPCホルダーマウント(別売り)を組み合わせれば、ノートPC本体を浮かせてメインの外部ディスプレイと高さを揃えやすくなり、内蔵ディスプレイをサブにする場合に便利なのです。

まとめると、COFO無重力モニターアームProの魅力は“無重力”と謳うだけのスムーズな動きや組み立ての過程に至るまで、ストレスなく快適な一連の使い勝手にあります。

なかなかスペックに現れにくい部分ではありますが、洗練されたデザインも含め、ワンランク上のデスク環境にこだわるなら選ぶ価値はある製品と言えるでしょう。
(細田頌翔)



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