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おいしさよりも健康にいい食べ物を選ぶ際は前頭前野が活躍、群大などが発見

マイナビニュース / 2024年7月31日 18時15分

食べ物の選択における脳活動が調べられた結果、「健康にいいけどおいしくない食品」を選んだ時、つまり、おいしさより健康を重視する選択を行った時、前頭前野の大きな活動が観察されたとした。さらに、金銭報酬における長期的な利益を優先する、要は自制心が強いヒトほど、これらの領域の脳活動が大きいということも明らかにされた。一方で、自制心の強さは認知の機能と関係があるとこれまで考えられてきたが、認知機能は食べ物の選択における健康の優先とは関係がないことが示唆されたとする。

食べ物の選択は他の動物種にとっても大切な行動だが、健康を優先するという長期的な利益に基づく選択をすることはヒトに特徴的であると考えられ、ヒトで最も発達している前頭前野が健康の優先に関与していることは興味深い結果とする。そして、健康的な食生活の継続には、この前頭前野における自制の機構が重要なのではないかと研究チームは考えているとした。
(波留久泉)



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