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Dell、Snapdragon搭載Copilot+ PCをお披露目。AI活用に向けた展望をMicrosoftが説明、タンデムOLED搭載モデルも

マイナビニュース / 2024年8月1日 16時44分

画像提供:マイナビニュース

○現在出荷しているDellのCopilot+PCを一挙展示

2024年7月31日、DellはCopilot+ AI PC新製品説明会を行いました。製品そのものは5月に発表されていたものの、現物を報道機関に公開したのはおそらく初。現在登場しているCopilot+ AI PCはIntelやAMDのX86ではなく、QualcommのSnapdragon Xを使用したARMプロセッサを採用。

今回展示されたXPS 13/Inspiron 14 Plus/Latitude 7455もすべて本体にSnapdragonのステッカーが貼られていました。

説明会はまず個人向け製品をデルのコンシューマー&ビジネスプロダクトマーケティング統括本部 コンサルタント 松原大氏が紹介しました。

冒頭、マイナビニュースのPR記事「AIの驚くべき性能とは? 企業から個人まで、幅広いシーンで役立つ「Copilot+ PC」の凄さを担当者に聞いてみた」で実施したを引用。

「AI PCを知っていますか?」という問いに関して半数が知らないと回答しており、認知度に関してはまだまだ課題があることに加え、AI PCを購入すべきポイントとして価格を上げている方が38%と予算にあった性能を手に入れたいと捉えられていると分析していました。

そして製品を2つ紹介。XPS 13は個人向け製品の最上位に属する製品で、プロセッサも二段階のクロックブーストを持つSnapdragon Elite X1E-80-100を採用。12コアでDual Core Boost時最大4.0Ghzとなります。

製品の選択範囲が広いのも特徴で、ディスプレイはFHD+/QHD+とtandem OLEDの三種類を用意。tandem OLEDは有機ELパネルを二枚重ねた構造となっており、輝度に応じて明るさを分散させるため焼き付きが起こりにくいという特徴を持っています(ノートパソコンでの採用は世界初)。

XPSは高機能素材を採用しているのが特徴で、本機も当然アルミ削り出しボディとConfotableキーボードを採用。選択できるのはディスプレイだけでなく、日本でのオーダーでも英語版Windowsや英語版キーボードの選択ができるのも特徴です。

より一般向けの製品となるInspiron 14 PlusはSnapdragon Plus X1P-64-100(10core 3.4Gz)を使用していますが、7月2日から上位グレードのSnapdragon Elite X1E-80-100も追加発売。9月下旬からはInspiron 14として下位グレードのSnapdragon Plus X1P-42-100(8core)を採用した製品のリリースを予定しています。

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