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AMDの2024年第2四半期決算、データセンター部門の売上高が過去最高を更新

マイナビニュース / 2024年8月1日 16時29分

画像提供:マイナビニュース

AMDが7月30日(米国時間)、2024年第2四半期(4-6月期)の決算概要を発表した。

それによると売上高は、前年同期比9%増、前四半期比7%増の58億3500万ドル、純利益は前年同期比881%(約9.8倍)増、前四半期比115%(約2.2倍)増の2億6500万ドルとなった。

事業セグメント別に見ると、データセンター部門の売上高が前年同期比115%増の28億3400万ドルと過去最高を更新。主に、AMD Instinct GPUの出荷が増加したことと第4世代AMD EPYC CPUの売り上げが伸びたことによるという。中でも Instinct MI300の四半期売上りげが初めて10億ドルを突破したという。

クライアント部門の売上高は同49%増の14億9200万ドルとなった。主にAMD Ryzen CPUの売り上げが伸びたことによるという。

ゲーミング部門の売上高は同59%減の6億4800万ドルとなった。主にセミカスタム品の売り上げが減少したためだという。

エンベデッド部門の売上高は同41%減の8億6100万ドルで、主に顧客が引き続き在庫レベルの正常化に向けた取り組みを続けており、動きが鈍いためだとしている。

なお、同社の会長兼CEOであるリサ・スー氏は、「第2四半期は、データセンター部門の成長に牽引され、売り上げと利益ともに大幅に増加した。AMDのAI事業は引き続き加速を続けており、Instinct、EPYC、Ryzenそれぞれの高い需要に牽引されて、2024年後半も売り上げが伸び続ける見込みである。生成AIの急速な進歩により、あらゆる市場でコンピューティングの需要が高まっており、事業全体でリーダーシップAIソリューションを提供していくことで、大きな成長の機会が生まれていく」と述べている。

同社は、2024年第3四半期の見通しについて、売上高を約67億ドル±3億ドル(中央値で前年同期比16%増)と予想している。
(服部毅)

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