1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

LegalOn Cloud、締結後の契約書管理をAIで効率化するコントラクトマネジメント機能を追加

マイナビニュース / 2024年8月2日 7時29分

なぜ今、コントラクトマネジメントが大切なのか

法規制の複雑化や法令順守意識の高まりを背景に、企業法務の体制構築が後手となることで、経営に致命的な損失を受ける事案も増えている。そのため、企業法務の必要性が高まりつつある。しかし、特に大企業を中心に法務部門の採用難や人材不足が顕著だ。

従来の企業法務は、どのように経営に貢献するのかが求められてきた。ところが昨今では法務機能の重要性が高まり、財務や人事などと共に経営を構成する要素としての役割が求められるようになっている。

LegalOn Technologies CEOの角田望氏は「従来の企業法務は、契約書の作成やチェックといったオペレーショナルな業務が中心だった。しかしこれからは、経営の意思決定に関わる、経営戦略にひも付いた法務機能を担う必要がある」と、指摘していた。

契約書は、締結してそこで終わりではない。契約は締結することで効力を持ち、順守すべき義務や行使できる権利が発生する。そのため、契約内容や契約期間の把握が重要だ。しかし、LegalOn Technologiesが実施した調査の結果によると、2024年7月時点で契約書を紙で保管している企業は61%、PDFで保管している企業が25%だ。システムを使って保管している企業は14%。

また、締結済みの契約書を紛失した経験があると回答した人は23%、契約の更新拒絶期限に気付かず更新された経験があると回答した人は44%、契約違反をしてしまった経験があると回答した人は11%だ。コントラクトマネジメントの体制が不十分だったために、不要な契約更新や契約違反などの問題が発生している。

谷口氏は「実際に契約違反をした経験のある人が11%というのは少ないと思われるかもしれないが、契約違反は取引先からの信用を失い、場合によっては契約解除や損害賠償にまで発展する可能性がある。契約書管理の重要性を理解してもらえれば」と、コメントしていた。
(熊谷知泰)



この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください