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Google Workspaceをビジネスで活用する 第92回 「Adobe Express」と連携して「Googleスライド」に無料でAI生成の画像を追加する

マイナビニュース / 2024年8月2日 9時17分

ログインが完了したら画像生成の画面が現れるので、「Describe what you'd like to see」の下に生成したい画像の内容をテキストで入力し、リターンキーを押します。なお画面上のメニューは英語表示となりますが、入力するテキストは日本語でも問題ありません。

右側にテキストの内容から生成された画像が4つ現れるので、そのうち最も適している1つの画像を選び、画面上部の「Save」ボタンをクリックして下さい。

ちなみにテキストを入力するボックスの下には、生成する画像のスタイルやサイズなどを細かく指定できる設定が用意されており、それらを設定して「Refresh」ボタンを押すと指定した内容に沿ってイメージが変化します。生成する画像をよりイメージに近づける上では、これら機能を利用して調整するのがいいでしょう。

そして「Save」ボタンを押すと、Googleスライドのスライド上に生成した画像が追加されます。後は画像を適当な場所・サイズに変更し、スライドを作成していけばOKです。

なお、Adobe Express for Google Slidesを利用すると、画像の生成だけでなく編集も可能になります。
画像生成に加えて、編集も可能

実際、Googleスライド上の画像を選んだ後に、先のメニューから「Edit Image」を選べば、画像の編集が可能で、フィルターによる効果を付与したり、画像のサイズや色、明るさ調整したり、生成AIを用いて特定のオブジェクトを消す「Generative fill」なども利用ができます。

同じく画像を選んだ後にメニューから「Remove Background」を選ぶと、選択した画像の背景を自動的に削除することも可能。プレゼンテーションに用いる画像を作成する上では、かなり役立つ機能と言えるのではないでしょうか。

そしてもう1つ、「Open Adobe Express」を選ぶと、直接Adobe Expressを利用して画像などを作成し、そのままGoogleスライドに挿入することも可能です。生成AIだけによらない画像を作成・追加したい人には便利な機能と言えますが、作成した画像を保存するには月額1180円の「プレミアムプラン」を契約する必要があるようです。

また、生成AIによる画像生成も、無料版では生成可能な回数が毎月25回に制限されているので注意が必要です。

プレミアムプランを契約すると毎月250回に回数が増えるので、頻度が多い場合はそちらを利用するのがいいでしょう。

佐野正弘 福島県出身、東北工業大学卒。エンジニアとしてデジタルコンテンツの開発を手がけた後、携帯電話・モバイル専門のライターに転身。現在では業界動向からカルチャーに至るまで、携帯電話に関連した幅広い分野の執筆を手がける。 この著者の記事一覧はこちら
(佐野正弘)



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