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約1億円の落札実績も! ジャパニーズウイスキーはなぜこんなにも高騰しているのか

マイナビニュース / 2024年8月9日 11時0分

そうですね。飲み物というよりは投資対象として扱われている感じがします。

お酒ではヴィンテージワインが投資対象として有名でしたが、ワインは品質を保持するのが非常に難しく、偽造品も多いため、投資対象として取り扱うのは敷居が高い面がありました。

対するウイスキーはワインほど温度変化に敏感ではなく、比較的品質を保持しやすいという特徴があります。ウイスキーはここ最近のものなので、比較的入手がしやすいという点でも投資対象として扱われやすくなっているのではないでしょうか。

――そもそも、なぜジャパニーズウイスキーが海外オークションで驚くような値が付くほど評価されているのでしょうか。ジャパニーズウイスキーの魅力についてお聞かせください。

ご存じの通り、日本はメリハリのある四季のある気候を持つ国です。日本独自の気候がウイスキーの熟成に好影響を与え、個性の強い風味豊かなウイスキーを生み出しているといわれています。また、日本には純度の高い軟水が豊富にあり、それがジャパニーズウイスキー特有の味わいになっています。日本の気候や風土が結果として、ほかの国にはない独自性・希少性を生んでいるといえるでしょう。
○今後も高値傾向は継続か

――JOYLABにおけるジャパニーズウイスキーの買取本数のトップ5はすべてサントリーだそうですね。ほかに注目のメーカーはありますか?

埼玉県秩父市にあるベンチャーウイスキーが製造するイチローズモルトも非常に人気が高く、定価より高値で取引されることがしばしばあります。ボナムス香港のオークションで、「カード」シリーズ計54本が約9,770万円で落札されたことが、ブランド価値を大きく引き上げたのではないかと思います。味や品質の良さは当然のことながら、生産本数が少なく、欲しくてもなかなか手に入りにくいという状況がさらなる人気を呼んでいるのかもしれません。

――ジャパニーズウイスキーの相場は、今後も右肩上がりが続くと見ていいのでしょうか?

そうですね。値上げにより定価自体が上がっているので、一時的なアップダウンはあるにせよ、中長期的にはじわじわと値上がりしていくと思います。メーカーの原酒不足で、供給を大きく増やすことはできない状況が続いているので、それが改善されるまでは高値傾向が続くのではないでしょうか。

○お酒買取専門店『JOYLAB』(https://joylab.jp/)

全国主要都市に直営店を運営し、ワイン・シャンパン・ウイスキー・ブランデー・日本酒・焼酎など世界各国のお酒を買取するお酒買取専門店。 数本から大量在庫まで1本ずつしっかりと査定します。査定お問合わせはLINEや電話などさまざまな方法で可能ですので、ホームページでご確認ください。
(春奈)



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