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伊東勤、弱点がなかったイチローとの戦い方とは「それを待つような配球でしたね」

マイナビニュース / 2024年8月2日 19時30分

画像提供:マイナビニュース

元プロ野球選手で野球解説者の伊東勤氏が7月12日、YouTubeチャンネル『伊東勤の110チャンネル』で公開された動画「【現役時代】伊東勤が抑えるのを“諦めた”2人」に出演。イチロー氏との対戦を振り返った。

○「抑えきれない」と思った打者を紹介

今回の動画では、伊東氏が現役時代に対戦したなかで「抑えきれない」と思った打者を紹介する企画を実施。その1人目に名前があがったのが、オリックス・ブルーウェーブ時代のイチロー氏だった。

伊東氏は「普通のバッターは『ここが弱点なのでここを突いていく』『ここに投げておけばある程度抑えられる』って(思う)」と説明したうえで、「対イチローに関しては、そういう答えがまったくなかったですよね」と回想。「ストライクゾーンに来るボールに関して、極端に言えばバットが届くボールは必ずコンタクトできてましたんで」「ワンバンでもヒットにするぐらいのバッターでしたから」と、卓越したバットコントロールを証言する。

そして、「彼が調子が悪い時、真ん中でも打ち損じてくれる時も中にはありましたんで、それを待つような配球でしたね」と明かし、「本当に四隅を攻めて、もちろん高低を各打席やってましたけど、『ここが抑えられる』ってウィークポイントはなかったですね」とこぼしていた。

【編集部MEMO】
伊東勤氏は現役時代、西武ライオンズの正捕手として活躍。1991年オフの契約更改では、捕手として球界初の1億円プレーヤーになった。引退直後の2004年より西武監督に就任し、レギュラーシーズン2位からプレーオフ、日本シリーズを勝ち進み、2年ぶりのリーグ優勝と12年ぶりの日本一を達成した。
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