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「Yahoo!カーナビ」が大幅アップデート! どう変わった? 開発者に聞く

マイナビニュース / 2024年8月16日 11時30分

――今回の大幅アップデートですが、内容は?

廣橋さん:まずはデザインのリニューアルです。この10年で自動車の使い方は大きく変化しました。以前は買って所有するのが当たり前だったのに、今はカーシェアやサブスクなど、いろいろな選択肢があります。それに、最近はあらゆるサービスのニーズやトレンドの移ろいが激しくなっているので、それに合わせてデザインを変化させていくのは当然のこと。カーナビも例外ではなく、常にアップデートしなければならないんです。

――具体的に、デザインはどこをどう変えたのでしょう?

廣橋さん:アップデートのコンセプトは「カジュアルに使えてココロオドル車移動を提供できるカーアプリにしたい」で、これに沿ったデザインになったと思います。

廣橋さん:こちらのトップ画をご覧ください。左側が旧デザインで、右側が新デザインですね。並べて見比べていただくと、新デザインのほうは地図領域がより広く表示されているのがわかるかと思います。これによって地図の閲覧性が高まっただけでなく、操作性も向上できたと思います。

普段カーナビを使わない人にとって、カーナビの機能ってちょっと扱いが難しかったりすると思いますが、今回、デザインやレイアウトをアップデートしたことで、初めて「Yahoo!カーナビ」を利用する人でも扱いやすくなったはずです。

――確かに、明らかに見やすくなっていますね!

廣橋さん:続いて、運転中マップです。

廣橋さん:こちらのナビ画面も左側が旧デザイン、右側が新デザインですが、今回のアップデートで上部に表示される“ガイドパネル”をより直感的に理解できるデザインに変更しました。カーナビは見つめ続けるものではなく、チラチラと確認するものですから、難しい表現や表示では瞬時に情報を受け取れないと思いますので。

――テレビのように集中して見るわけにはいきませんからね。

廣橋さん:さらに、「ここで道を曲がるんだ」と理解しやすくするために、右左折のポイントで吹き出し表示をする仕様へと変更しました。また、直線のときは3D表示、右左折のタイミングでは2D表示に変わるような仕組みとして、進路変更のポイントが理解しやすいよう工夫しました。

――そもそもマップの3D表示って、こんなにしっかりしていましたっけ?

廣橋さん:それも今回のアップデートで大幅に改良しました。傾き具合なども調整して、より奥の道路まで見えるよう工夫したんです。これは東京駅周辺の地図ですが、リアルなランドマークなどの建物も含めて3D表示にすることで、今までよりもずっと現実世界に近い地図に生まれ変わりました。運転のしやすさはもちろん、ワクワク感も意識したアップデートポイントですね。

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