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『ひるおび』15周年 MC恵俊彰「あッという間」 番組への思い語る 髪を染めなくなった理由も

マイナビニュース / 2024年8月5日 14時0分

与えられた場所で自分の持てる力を全うする。その意味で「今はこの場所を与えられているのかな」と現状についての認識を述べる。決して情報番組をやっているからといってお笑いを自らセーブしているわけではない。

「この間、『FNS27時間テレビ 日本一たのしい学園祭!』(フジテレビ)にも出演しましたが、楽しんでやらせていただきましたから。(霜降り明星の粗品が恵に対して高圧放水を行うシーンで)水は浴びたくて浴びたわけではありませんが(笑)、呼んでいただけるのなら、もちろん喜んで行きたいです」。

そこにはタレントという仕事の特性もある。恵は「大竹まことさんに『俺たちの商売は呼ばれてなんぼ。呼ばれなくなったら終わりだよ』と言われたんです。どんなにやりたいと思っても呼んでもらえなければできないんですよね」としみじみと話し、「今はこの仕事が自分に合っているのかなと思うんです。コントをやっていた時代は、それを全力でやっていたし、面白かった。また求められて、自分のなかでもそういう気持ちになったらやるのかもしれません」と語った。

●髪を黒く染めなくなった理由「できるだけ飾らず、素の自分でいよう」

15年という歳月のなかで「変化したこと」について恵は「髪の色ですかね」と笑いながら回答する。「全部白いわけではなく、後ろの一部は黒いのですが、昨年の2月ぐらいから染めることをやめたんです」。

その理由について「(元フジテレビアナウンサーの)近藤サトさんの本を読ませていただいて、髪を染めることを辞めた理由を知ったのですが、まさにそうだなと思った」と語り、「日本人男性の平均寿命が83歳で、健康寿命が72歳だと言われています。僕が今年60歳になるので、健康寿命まであと12年しかない。一応目標として72歳で免許を返上しようと考えているのですが、例えば2年に1回ずつ車を乗り換えると、あと6台しか乗りたい車に乗れない。そんな風に逆算して人生を考えるようになった。そうなるとできるだけ飾らず、素の自分でいようと思ったんです」と説明した。

15年の番組で印象に残っていることについては「やっぱり東日本大震災ですね」と答え、「その時は何が現地で起きているのか分からず、2日後からは原発が大変なことになって、日本がどうなるのか……みたいな事態に陥っていました。そのなかで僕らも原発がどうなっているのかを伝えるにあたって、模型を作ってスタッフも僕らも必死になって勉強しました。試行錯誤しながら、どうやったらしっかり視聴者に伝わるのか……。そのことに奮闘していたことが印象に残っています」と振り返る。

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